六芒星(ヘキサグラム)は幾何学模様の中でもとくに神秘的な図形です。
世界中で神聖なもの、魔術的なもの、霊的なものとされてきました。
ソロモンの封印(星)、ダビデの星、シャトコナ、籠目紋・・・・様々な名前で呼ばれ、世界各地で使われています。
五芒星と人気を二分する超有名神秘図形といってもいいくらいです。
でも五芒星は一筆書きできるのに六芒星は一筆書きできない。と思ってませんか?
正三角形が2つ重なった図形だから一筆書きはムリ。と思ってませんか?
一筆書きできればもっと使いやすいのに。と思ってる人もいるかも知れません。
でもそんな事はありません。
六芒星も一筆書きできます。
ちょっとだけコツがいるだけです。その方法を知れば誰でも一筆書きできます。
そこでこの記事では六芒星の一筆書きの仕方を紹介しましょう。みなさんもここで紹介する方法を真似れば六芒星を一筆書きできます。
六芒星の一筆書きの仕方
一筆書きにはいくつかのパターンがあります。
ここでは一番カンタンと思われる方法を紹介します。
まず書きはじめの点、スタートが大事。
線と線が交わる所をスタートにします。
下の図で赤丸で①と書いてあるところがスタート地点です。
次に①から上の頂点に向かって線を引きます。
六芒星を作る6つの頂点の一つですね。
この長さがあとで完成する六芒星の全体の大きさを決めます。
①から②までの長さは正三角形の一変の3分の1になるようにします。最初は何度かてきとうに書いてみてください。そうすれば「このくらいの長さにすれば全体の大きさがこのくらいになる」と感覚が掴めてきます。
次に②から次の頂点③に向かって線を引きます。2から3までの長さは1から2までの長さの3倍の長さです。
次に④まで真横に線を引きます。
②③④がそれぞれ正三角形の頂点になります。
そのあとは①に戻ります。⑤と①は同じ点です。
①(⑤)に戻ったらここから別の正三角形を書きます。
⑤から真横に線を引いて⑥まで伸ばします。
⑥が4番目の頂点。
もうひとつの正三角形の1つ目の頂点です。
⑥から斜め下に線を伸ばして⑦の頂点。
さらにそこから斜め上に伸ばして⑧の頂点を作ります。
⑥⑦⑧がもうひとつの正三角形の頂点になります。
あとは最初の①のところに戻ります。
①⑤⑨はおなじ場所です。
ほら。六芒星の完成です。
六芒星が一筆書き出来ました。
別の一筆書きのしかた
別の書き方としては。
①から⑥⑦⑧と正三角形を書いて、次に②③④の正三角形を書く方法もあります。
上向きの正三角形を先に書くか下向きの正三角形を下に書くかの違いです。
六芒星はひと目見ただけでは一筆書きできそうにないかもしれません。
五芒星に比べればちょっとだけコツがひつようですが。慣れれな誰でも簡単に書けるようになります。何度も練習してみましょう。
六芒星の様々な意味。神秘的、スピリチュアルな意味についてはこちらで紹介しています。日本、オリエント、インド様々な地域での六芒星の使われ方、意味を紹介しています。
またオカルトや陰謀論の世界では「六芒星=ユダヤ」の思い込みがあります。確かに今はユダヤのシンボルマークになっていますし。イスラエル共和国は国旗に六芒星(ダビデの星)を使ってます。
でも六芒星がユダヤのシンボルになったのはつい最近。
そのワケはこちらで紹介しています。
歴史的な経緯を知れば世の中に有りふれている俗説、陰謀論がどのくらいあてにならないかが分かると思います。
六芒星の書き方を知って、六芒星の意味も知ればこれであなたも六芒星マスター。
よりよい六芒星ライフを楽しんでくださいね。
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