2021年8月22日は満月です。
太陽が獅子宮(しし座)にある最後の日です。
満月はスピリチュアルな感性が高まる日といわれます。
そしてライオンズゲートが閉まる日。
ゲート(出入り口)の言葉にちなんで「ゲートが閉じる日」なんて書きましたけれど。実際に門が閉まったり、宇宙空間にある出入り口が閉じるのではありません。エネルギーが弱くなるという意味です。
太陽星座がしし座で満月でライオンズゲート。このキーワードが重なる日が2021年8月22日です。
ではいったいどんな意味があるのでしょうか?
そのスピリチュアルな意味を紹介します。
ライオンズゲートの終わりは8月22日?
2021年8月8日はライオンズゲートと満月が重なるのでたいへん盛り上がりました。
確かに8月8日前後はピークの期間かも知れません。でもそれで終わりではありません。
ホロスコープ上で太陽が獅子宮(獅子座)にある期間はライオンズゲートは続いています。7月23日から8月22日までの間です。
「えっ、ライオンズゲートって7月26日から8月12日までじゃなかったの?」
と思う人も多いかも知れません。とくに日本ではそう思ってる人が多いですね。なぜでしょう。
もともとライオンズゲートは8月8日をピークにした獅子宮の期間でした。
2012年以降にマヤ暦(13の月の暦)やシリウスなどスピリチュアルなネタを盛り込んだせいで途中で切れてしまったのです。
8月8日をピークに下がっているので必要ない。といえばそれまでですが。
まだ続いているのにむりやり区切ってしまうのはもったいないですね。
もちろんお好きな方を信じるといいと思います。信じられないものは存在しないのと同じですから。
また。
ライオンズゲートの正体は立秋だと他の記事でも書きました。
二十四節気では大暑(7月22日)から始まって、立秋(8月7日)がピークになって処暑(8月23日)までが獅子宮(獅子座)の期間とほぼ同じ。
それもそのはず。二十四節気も黄道十二宮も太陽の動きで決めているからです。
1日ずれているのは精度の問題です。実際の太陽の動きと占星術で使う十二宮は誤差があるので年によっては1日程度ずれることがあります。
二十四節気は発想は古いですが現実の太陽の動きをもとに計算されています。
でも365分の1ですから大した差ではありません。むしろよく再現していると思います。
太陽のエネルギーが弱まる立秋から処暑の期間とも重なるのでやはりライオンズゲートの終わりは8月22日か23日がふさわしい。と思うわけです。
さてそのライオンズゲートの期間も8月22日まででひとまずおわり。現実には地球が太陽や宇宙から受け取るエネルギーがゼロになる事はありませんが。
スピリチュアルな意味としてはここで終わりです。
そして2021年8月22日は満月です。
獅子宮(獅子座)と満月のスピリチュアルなパワーが重なります。
これは何を意味するのでしょうか?
8月22日の満月
獅子宮(獅子座)の性質
2021/8/22はホロスコープでは太陽が獅子宮にあります。
占星術では獅子宮のサインは、火のエレメント、男性宮、不動宮の性質を併せ持ちます。
その意味を簡単に書くと。
火 :情熱的・向上心が強い、興奮しやすい。
不動宮:意志が強く、その状態を維持しようとする力が強い。
男性宮:外向きのエネルギー、積極的
となります。
星座占いで「しし座のあなたはこんな性格」というときの根拠がこれです。
ざっくりと言えば。
とにかく活動的で、意思が強くて、なおかつそれを維持しようとする力も強い。その強い力は外に発散されます。
非常にアクティブでパワフルなサイン(星座)というわけです。
エネルギーの門(アバター降臨門)は4つありますけれど。
とくにライオンズゲートが注目されるのは、獅子座がパワフルだから=エネルギーが強いと解釈されるのです。
その獅子座(獅子宮)が乙女座(処女宮)に移り変わっていく境目が8月22日。いくらかパワフルさも落ち着いてきてますけれど。まだ消えたわけではありません。
満月の性質
月は新月から始まって少しずつ明るくなって、満月でまん丸になって最高に明るくなります。
そこで満月は物事が完成する象徴とされます。
成就する力。
ヨーロッパや英語圏では8月は「トウモロコシの月、大麦の月」ともいわれ。それまで育ててきた農作物を収穫する季節です。
満月はものが成就する意味合いが強い月です。その中でも8月の満月はさらに大きな成果が期待できる月なのです。
スピリチュアルな世界でも満月は直感力を高める。スピリチュアルな感覚を高める。といわれてます。
また月の光そのものに浄化の意味があるともいわれます。
月は太陽ほど光は強くありません。そのぶんやさしく癒やしてくれるのです。
物事が完成・成就する意味を持ち、感じる心・直感力を高め、人の心を癒やしてくれる。それが満月のもつ意味です。
スピリチュアルなものと繋がる旧盆
2021年8月22日は、旧暦(太陰太陽暦)の7月15日。
旧暦で7月15日といえばお盆です。
「お盆って8月15日では?」
と思うかも知れません。でも現在のお盆は「月遅れのお盆」といって。旧暦で7月15日にしていたのを、月を8月に変えたもの。
8月22日が旧暦のお盆になります。
お盆のスピリチュアルな意味は
でも紹介したように。
私たちの世界と魂の世界の垣根が低くなる日。
旧暦(太陰太陽暦)では毎月15日は必ず満月になります。そのように作ってある暦だからです。
だから旧暦のお盆(旧暦7月15日)も満月です。
満月の日はスピリチュアルな力が高まる日。それは言いかえれば私たちの世界と霊の世界の交流がしやすくなる日です。だから祖先や故人に想いを伝えるお盆は満月の日に行っていました。
新暦では日にちをずらしてしまったので本来の意味でのお盆ではなくなりました。そこまでしなくても伝統に従ってお盆の手順をふまえれば伝わるのかも知れませんが。
スピリチュアルなものと繋がりやすい日。というのであれば満月の日がよいのかも知れません。
2021年8月22日のスピリチュアルな意味
2021年8月22日は精神的には様々な意味がある日です。
太陽星座のしし座
満月。
旧暦のお盆。
そしてライオンズゲート。
それぞれ全く違う考え方で決められたものですけれど。
太陽や月、宇宙が地球やその上で暮らす私たちに与える影響を様々な角度から分析して表現したもの。それらをまとめてみると。
太陽が獅子宮にある間、私たちには精神的にも元気が与えられ活動的になってる。そのエネルギーを何に使うかはあなた次第。いつもできないことにチャレンジするのもいいし。これから何かをするための準備に使うのもいい。疲れた体を休めるのもいいでしょう。
8月も中旬にさしかかりその活動的なエネルギーも落ち着きつつはありますが。8月22日は満月の力も加わりより精神的な感性が高まる日。何かを成し遂げるには良い日です。
ライオンズゲートは終わっちゃった。と思っているあなた。まだ遅くはありません。
チャンスは残っています。
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