神宮大麻とは何と読む?どうして大切なの?お祀りの仕方は?

神宮大麻 神社参拝のしかたと神道
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神宮大麻は伊勢神宮の御札です。

家庭で神棚をお祀りするときには必ずと行っていいほどお祀りします。氏神様や信仰している神様があっても神宮大麻はお祀りしたほうがいいといわれます。神宮大麻とはいったいどんなものなのでしょうか?どうして重要なのか紹介します。

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神宮大麻の名前の由来

大麻と聞くとなんだか嫌な感じを受ける人もいるかもしれません。字も一緒ですね。

でも意味は全く違います。

現在では神宮大麻(じんぐうたいま)と言っても通じます。

でも大麻とは本来おおぬさと呼びます。

 

もともと「おおぬさ」とはお祓いのときに使う道具です。

おおぬさ

 

神社で昇殿参拝したとき、神職の方が手に持っているお祓いの道具を「おおぬさ」といいます。「ぬさ」とは「幣」や「麻」と書いたりします。大幣とも書きます。

「ぬさ」とは本来は「布」のことです。古代には布は貴重品だったので神様に捧げる物として使われたのです。木綿が普及するまでは布といえば麻(あさ)でしたので麻と書いてぬさと読みました。大麻の「大」は美称です。

紙が普及すると「ぬさ」は紙に置き換わりましたが、読み方はそのまま残りました。

大幣はただの紙ではありません。神様の力の一部が宿る 依代(よりしろ)の役目があります。だからお祓いなどで使うのです。

 

伊勢神宮の御札もこの大麻(おおぬさ)が名前の由来になっています。江戸時代までは神宮大麻は「お祓いさん」「お祓い大麻」と呼ばれていました。伊勢神宮の御札には「おおぬさ」と同じ邪気を払う力がある。罪穢れを清める力があると信じられたからです。

江戸時代にはお伊勢参りが流行りました。でも江戸時代は交通が発達してなく移動も不便でした。行きたくても行けない人は沢山いました。そこで御師(おし)とよばれる人たちが全国をまわって伊勢神宮の御札を配ったり布教活動を指定ました。幕末には全国の9割の家庭に神宮大麻があったともいわれます。

神宮大麻は日本全体を守る天照大御神の御札

御札

 

神宮大麻はどうして重要なのでしょうか?

伊勢神宮の内宮にお祀りされている神様は天照大御神(あまてらすおおみかみ)です。もともとは皇室の祖先神ですがそれだけではありません。天照大御神は日本全体を守る氏神様なのです。

 

日本各地に氏神様をお祀りする神社がありますよね。日本各地の氏神様はその地域を守る神様です。その地域に住んでいる人を守ってくださいますし、個人的なお願いもきいて下さいます。でも守備範囲は広くありません。天照大御神は日本全体を守る日本の氏神様です。日本のどこで産まれてもどこで暮らしていても守ってくださる神様なんです。個人的な願望を叶える神様というより、社会全体を安定にしてその中で人々が暮らしやすくする神様と考えたほうがいいですね。

人間に例えるなら氏神が市町村長だとしたら天照大御神は総理大臣のようなものです。

 

神明社の御札があるなら神宮大麻はいらない?

全国には数千の神明社があります。神明社とは天照大神を御祭神とする神社です。伊勢神宮と同じ神様だから近所の神明社の御札があれば神宮大麻はいらないと思うかもしれません。

でもそうではないんです。

神明社はあくまでも氏神だったり地方の神様です。確かに神明社の御祭神は天照大神です。でも全国の神社にお祀りされているのは天照大御神の分霊。つまり魂の一部を分けたもの。分身のようなものです。従って伊勢神宮の天照大御神ほどの力はありませんし守備範囲も狭いです。神明社の天照大神は個人的に守ってくださる氏神としての役割に徹しているのです。

神明社の御札があっても、東京大神宮や京都大神宮の御札があっても、神宮大麻はあったほうがいいのです。

もちろん強制ではありませんから。できれば。ですけどね。

神宮大麻のお祀りの仕方

自宅の神棚に神宮大麻をお祀りする場合にはちょっとした注意点があります。

神棚には三社造や一社造など様々な形があります。

3つの御札がお祀りできる三社造の場合は。神宮大麻は真ん中に置きます。

一社造の場合は複数の御札をお祀り吸う場合は重ねて置きます。その場合は神宮大麻は一番上(手前)に置きます。

神棚が置けない場合はタンスや棚など清潔で高い場所に置きます。その場合は半紙を敷いてその上に置くといいですね。

神棚

 

神宮大麻は日本総本社・伊勢神宮の御札。天照大御神が日本が平和で暮らしやすい世の中になるように守ってくださるのです。個人的な願望を叶えてくださる神様もいいですが、まずは世の中全体を良くしてからあなたも守っていただいてはどうでしょうか。

 

さらに詳しい神棚のお祀りの仕方はこちら。

自宅で開運 神棚の置き方・祀り方

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