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天赦日のスピリチュアルな意味とは?

天が赦す日と書いて「天赦日」。

読み方は「てんしゃび」、「てんしゃにち」といいます。

最強の吉日といわれます。

でもなぜ天赦日が最強の吉日なんでしょうか?

そもそもなんで天が赦(ゆる)す日なのでしょうか?

実は吉日凶日とは別にもっと奥深い意味があります。

最強の吉日といわれる天赦日は暦のお決まりの説明だけでは説明しきれません。

本当はどういう意味が込められた日なのか?

スピリチュアルというか神様との繋がりまで含めて紹介します。

 

目次

天赦日とは

「一年の暦の中で最上の大吉日」といわれ。たくさんある選日の中でも最高の吉日です。

暦には「天しゃ」とか「よろづよし」と書いてあることもあります。

日本では平安時代の公家たちも気にしていた吉日です。

唐で作られ日本にも伝わった「宣明暦」という暦にはすでに載っていました。

なぜ「天赦」なのかというと。

天上界にいる神様が私たちを許してくれるから。

でもなんで許してもらわないといけないんでしょうか?

天赦日に神様は何を赦してくれるの?

私たちは生まれてから死ぬまでに罪のない人はいません。

犯罪行為をしなくても。しらずしらずの間に人を傷つけたり、嘘をついたり、ちょっとした罪は誰にでもあるものです。

人間とはそういう生き物ですから。

聖人みたいな人はこの世にはほどんどいません。

そういった小さな罪は穢れとなってたまります。埃がたまっていくように。そのような小さな穢れでもいくつも重なれば私たちに「不幸」となって返ってくることがあります。

なんとなく調子が悪い。
見に覚えがないのになんでこんなトラブルに巻き込まれるのだろう。
親切したはずなのになぜか怒られる。
ささいなことでケガをしてしまった。
いつもは気をつけているのに今日に限って失敗してしまった。

大きなトラブルから小さなトラブルまで様々なことがあなたの身に起こるでしょう。

その中にはもちろんちゃんとした原因があるものもありますけれど。中には普段の行いの積み重ねで起こるものもあるかもしれません。

天赦日は懺悔の日?

実は天赦日は仏教の影響をうけています。

私たちは生きている限りカルマ(業)を積み重ねています。

カルマとは「行い」のこと。人間は生きていれば何かをします。その何かを行った結果が、また別の何かに影響して何かがおこります。

それはいいことかもしれませんし、悪いことかもしれません。

もともとカルマにはいいも悪いもありません。行動があり、その結果がある。その行動がカルマ。

でも仏教をとおして日本に伝わったカルマ(業)にはなんとなく悪いイメージがあります。

悪い行いをすれば良くない出来事が起こる。

小さな悪いことでも重なれば大きな悪い出来事の原因になる。というのです。まさに「因果応報」です。

逆に、

良い行いをすれば良い出来事が起こります。

古来からある穢れとカルマが一緒になって「天が赦してくる日」が誕生しました。

だから本来の天赦日は単に縁起のいい日ではありません。

懺悔(ざんげ)の日 なのです。

神様に罪を告白して「私はこんなことをしました。反省しています。赦してください」とお願いする日でした。

懺悔と聞くとキリスト教みたいと思うかもしれません。

ところが。もともとは 懺悔(さんげ)は仏教用語です(仏教用語では濁らない)。仏に罪を告白して赦してもらうのが本来の懺悔。

たまたまキリスト教にも似たような習慣があったので翻訳するときに「懺悔」の言葉を使ってるだけです。

でも行っていることは同じです。

天赦日に懺悔を聞いてもらう相手は宗教関係者ではありません。

神様に直接きいてもらうのです。もちろんあなたが信じるなら仏でもどの神様かまいません。

日本では穢れ(厄)

私たち日本人は古来より日常の生活でたまった罪(厄・穢れ)を軽くしてもらうため、神様に祈ってきました。

6月末の夏越の祓え。
12月末の大祓は代表的な穢をおとす日です。

国や宗教によって表現は違いますが、似たようなことは行っていたのです。

だから言葉や理屈は外国からきたものでも、もともと私たちが行っていたことと変わりません。

天赦日も罪・穢れを落とす日です。

正確には
「祓え」の日は神道。
「天赦日」は陰陽道。

でも神仏習合した日本では神道も仏教も陰陽道も同じ世界のものでした。表現が違うだけなのです。そして神仏が分離した現在。宗教界の組織は分かれていますが大きな視点でみれば世界はひとつです。どの神様も仏様ももとは繋がっているのです。

天赦日は年に5、6回あります。

日本の場合。1年に2回の祓えの日だけでは不安だから神道と陰陽道を行って回数を増やして神様に助けてもらおう。

と、古(いにしえ)の人々が考えたのかもしれません。

日頃から気をつけて日頃から神様を信じていればそうしなくて良いのかもしれませんけれど。

「いつでもいい」となるとついつい疎かになってしまいます。

日を決めておくと行動を起こすきっかけになりますから。よいことなのかもしれません。

どの神様にお願いするの?

青空の太陽

「天赦日」は天の神様が許してくれる日。

と漠然と紹介されることが多いです。

でもいったいどの神様なのでしょうか?

気になりますね。

天赦日は古代中国で始まりました。古代中国では「天」といえば「天帝」です。天帝に許してもらってました。現在の中国は宗教が規制されているので廃れたかもしれません。

でも信仰が残る台湾では今でも盛んに天赦日は信じられています。台湾では道教の神様「玉皇大帝」に祈っています。これはたまたたま現地の人たちがそういう信仰の持ち主だからです。

でも日本では馴染みありません。

では日本人はどの神様にお願いしていたのでしょうか?

日本にはたくさんの神様がいます。

日本で「天」といえば、天道(てんとう)様です。

子供のころいたずらしたら「お天道様が見てるよ」と言われませんでしたか?

そのお天道様です。

ふつうは太陽をお天道様といいますね。

ということは「天照大神」でしょうか。

それも間違いではありません。

また、北極星や北斗七星を「天」と考えることもあります。

でも、どれを信じてもいいのです。

お天道様とはこの宇宙すべてを見ている宇宙の法則・意志のようなもの。

太陽も北極星もその宇宙の法則の中で動いています。

その宇宙の法則を日本では古来より「天道」といいます。

神様の名前やイメージも受け取る側の信仰や価値観で変わってきます。それは肉体を持つ人間は自分の知識や経験の中でしかイメージを再現できないからです。

一番わかりやすい形で私たちの前に現れているのが太陽。だから私たちは太陽に手をあわせるのです。もちろん太陽神が重要なわけは他にもあります。でもそれは天道とは別の理由なのでまたの機会にお話します。

太陽神・天照大神 以外にも様々な神様が私たちのまわりにいて私たちを見守っています。それらの神様ももとはすべてひとつです。

古の日本人はそのことを直感的に知っていました。古来より祖先が信じた神(神道の神)も、外国からやってき仏教も、外国から来た理屈をもとに日本で発展した陰陽道も、もとは同じ。表現が違うだけ。

場面や役割によって出現する神仏は違うけれど。もとは繋がっていると知っていました。

だから。お願いする神様はあなたが信じる神様でかまいません。仏様でもかまいません。

 

天赦日には神社にお参り

伏見稲荷

 

神様にお願いするのに一番いい場所はどこでしょうか?

やはり神社になりますよね。

もちろん自宅に神棚がある人は神棚の前でもいいですし。

落ち着ける場所があるからそこでもいいです。

でも一番繋がりやすいのは神社でしょう。そのための場所ですから。

というわけで天赦日には神社に行って、普段の穢れを落としてきましょう。

まずは普通の作法どおりに神社にいってお参りしましょう。

・神社参拝の作法

 

神社にはいつ行ってもいいのですけれど。せっかくの天赦日なので知らず知らずの間にたまった穢れを払いましょう。そうしないと運も開けてきません。

「天赦日に宝くじ買ったけど全然当たらないよ」

と言ってる方。神様の赦しがないまま勝手にご利益を期待していたのではないでしょうか?

天赦日に何かをするなら穢れ(厄)を落としてからでないと意味がありません。

でも神社には懺悔はありません。穢れを払うおこないがその代わりです。

神社にお参りするとき、思い当たることがあればお参りのとにそっと心のなかで反省していることを伝えてみましょう。そしてこれからあなたがどうしたいか。報告しましょう。

できれば「祓の祝詞」を読み上げれば穢れを払うことになります。でも長いのでなかなか覚えていない人も多いと思います。

そこでとっておきの方法を紹介します。

三種祓(さんしゅのはらい)を唱えましょう。

その三種祓は

とほかみえみため

はらいたまい きよめいたまふ

と唱えます。

意味は

「遠き神 恵みたまえ」
「祓い給え 清め給え」

天上界の遠いところから見守っている神様にお願いして穢れをはらう呪文です。

詳しい説明はここでは省略しますけれど。

普通にお参りするよりも穢れをはらう力が強いです。

今では様々な本やネットでだいぶん公開されていますけれど。中世には穢れを祓う秘密の呪文とされました。

短くてとても効果的な祝詞なのでおぼえておいて損はありません。

この三種祓を二礼二拍のあとお祈りする間にそっと唱えましょう。そして一礼するのは普通の参拝方法と同じです。

 

天赦日は何事をするにも良い日です。

とくに何かを始めるには最高の日です。今までできなかったけど、これから何かをしよう

というときには天赦日に始めるとよいとされます。

そのためにもまずは穢れをはらってから。新しいことにチャレンジしてください。

ここまで呼んで、暦に載ってる天赦日の説明と違うみたい。
と思った方もいるでしょう。

もちろんここまで深い意味を知る必要はないのかもしれません。

でも意味を理解して活用すればさらによいことがあるかもしれませんよ。

一般的な吉日としての天赦日はこちらでも詳しく紹介しています。

天赦日(てんしゃにち)は最強の吉日、2021年の天赦日はいつ?

 

2021年(令和3年)の天赦日

今年の天赦日はこのようになってます。

1月:16日(土) (きのえね)
3月:31日(水) (つちのえとら)
6月:15日(火) (きのえうま)
8月:28日(土) (つちのえさる)
10月:27日(水) (つちのえさる)
11月:12日(金) (きのえね)

 

 

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