2023年(令和5年)8月4日は天赦日・一粒万倍日など5つの幸運が重なる最強の吉日

2023年8月4日

2023年(令和5年)8月4日は最強の幸運日。

なんと5つの吉日が重なる非情に珍しい日なのです。

5つの吉日とは 天赦日・一粒万倍日・大安・母倉日・月徳日です。

大安は誰でも知っていますし、一粒万倍日や天赦日も最近は知られるようになりました。でも母倉日・月徳日は知らない人もいるのではないでしょうか?

8月4日はいったいどのような吉日が重なるのか。何がいいのか紹介します。

 

 

目次

天赦日の意味

天が赦す日と書いて「天赦日」。

読み方は「てんしゃび」、「てんしゃにち」といいます。「天しゃ」と書かれていることもあります。

最強の吉日。1年に5、6回ほどしか巡ってこないレアな吉日です。

もともとは唐で作られた宣明暦に載っている吉日。日本では平安時代から知られている吉日です。陰陽道では最も縁起のいい「上吉日」と呼ばれる日のひとつになってます。藤原道長たち平安貴族も天赦日を気にしていたんですね。

暦にはたくさんの吉日・凶日があります。その中でもとくに縁起がいいといわれるのが天赦日です。

天赦日とは「神様が万物の罪を赦す日」。地上界にいる神様が天上界に登り。地上世界にいる者たちの罪を赦(ゆる)す日とされます。

 

天赦日にするといいこと

天赦日は何事をするにも良い日です。とくに何かを始めるには最高の日だとされます。

中でも

・結婚・結納・入籍
・出生届
・お祝い事
・引っ越し
・入居
・開業
・納車
・財布の新調。
・宝くじを買う。

などに良い日とされます。

ほかにも今までできなかったけど、これから何かをしよう。というときには天赦日に始めるとよいとされます。

大きな物を買ったり、使い始めるにもいい日とされます。
購入は吉日に行って、使い始めるのは天赦日にするのも上手な使い方ですね。

だけど神様が許すから何をしてもいいわけではありません。許すと言っても反省しない人を許したりはしません。普段から努力しない人を神様は助けません。

過去の行いを反省して努力している人だけが運が開けるのです。

一粒万倍日の意味

「一粒万倍」とは「一粒の籾(もみ)が万倍に実る穂になる」という意味です。

また「わずかなものでも粗末にしては行けない」という意味もあります。

「一粒万倍」の言葉は仏教の経典「報恩経」にある「種一万倍」から生まれました。また、一粒からたくさんのお米が実るので「一粒万倍」は「稲」の別名にもなりました。

お米を大切に思う心から生まれたのが「一粒万倍」という縁起のいい言葉。言葉は仏教の経典が由来ですが、吉日の名前になったのは日本に入ってきてから。お米に関係する言葉を選んだのは日本らしいですね。

小さなものが大きな物へ、少ない数が沢山の数になるのです。
古代から江戸時代まで「米」は年貢や給料の代わりに支払われました。「米」はお金の役目もしていたのです。つまり少ないお金から、たくさんのお金になる。という意味もあります。

仕事初め・開業・種まき・投資にはよい日ですね。そして。小さな元手で大きな利益。ということは、宝くじを買うにもよい日です。

一粒万倍日にやってはいけないこと

でも、いいことばかりではありません。
一粒万倍日に善悪は関係ありません。

借金・借り・浪費なども増えてしまいます。また失言する・攻撃するなどでトラブルを起こしてしまうと大きなトラブルになってしまいます。

人間関係には注意しましょう。プラスのこともマイナスのことも大きくなってしまうのです。良いことはさらに大きく、悪いこともさらに大きくなる日なのです。

人から借りたお金では買ったりしないでください。借金が大きくなってしまいます。絶対に自分のお金で宝くじを買いましょう。

こまかく説明すると長くなるので省略しますが、太陽の動きに干支を組み合わせて決めている。と思ってください。

 

大安

大安の読み方は本当は「たいあん」。

意外と新しい大安

大安は六曜のひとつ。

六曜とは先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口の6つの吉日凶日のことです。現在の日本で一番知名度の高い吉日ですね。ちょっと詳しめのカレンダーなら六曜が書いてあります。

現在でも大安の日には結婚式が多いですし、引っ越しも多いようです。

有名な吉日ですが、六曜が暦に乗り始めたのはわりと新しく明治以降です。

六曜の起源は唐の時代からあり、江戸時代にも使われていましたが。吉凶の占いに使われることが多く。暦に載ることはあまりありません。でも明治になってそのお手軽さがウケて多くの暦に載るようになりました。

大安の意味
大安の読み方

大安は普通は「たいあん」といいます。

でも「だいあん」とも言われることもあります。

由来のところでも書いたように古い時代には「泰安」とも書かれていました。

大安の読み方は「たいあん」というのが正しいようです。

大安の意味

古くは「泰安」と書かれていました。「泰」は「穏やか、やすらか、落ち着いている」という意味。大安とは大安日の略。「大いに安し」の意味です。

非情にラッキーな日。

ものすごくラッキーとか、大勝ちするとか、大儲けするとかではない。失敗がない、不安がない、負けない。そういう意味でよい日です。

婚礼、旅行、建築、移転、開店など何かを始める時、移動する時によいとされます。何かを手に入れるときにもよいとされます。

古い書き方の「泰安」の「泰」も「穏やか、やすらか、落ち着いている」という意味。

大安は「不安がない日」なのです。

この日にすれば大成功!というわけではないけれど。万能の吉日なので不安はない。何事をするにも良い日です。

「失敗をしたくない」という日本人向けの吉日です。

 

母倉日

母倉日(ぼそうにち)。母倉ともいいます。

陰陽道では天赦日と同じ7つの吉日のひとつ。

母が子を慈しむように、天が人々を慈しむ日といわれます。

結婚をするのに良い日。
家の工事、土木作業にも良い日とされます。

 

月徳日

月徳日(つきとくにち)。
月とく、がっとくともいいます。

こちらも天赦日、母倉日と同じ陰陽道で7つの吉日のひとつ。

家の増改築、土に関わる仕事や作業をするのによい日とされます。

 

 

 

 

 

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