サナト・クマラ:人類の霊的進化を促すアセンテッドマスター

サナト・クマラは神とも天使ともいわれる存在です。

もともとはインドの神様でした。

その後、世界各地に伝わって様々な性格をもつ神や天使のような存在と考えられるようになりました。

スピリチュアル世界では人類を霊的に導く存在アセンテッドマスターと考えられています。

サナト・クマラとはどんな存在なのか紹介します。

目次

インド神話のサナト・クマラ

インド神話では創造神ブラフマーに4人の王子(クマーラ)がいました。チャトゥルサナ(Catursana)とよばれることもあります。

クマーラ(Kumāra)とはサンスクリット語で「童子、男の子」という意味です。

クマーラはブラフマーの精神から産まれました。

インドでは単独の神が子供を作る場面がよくあります。

ブラフマーが宇宙を創造したときのお話です。ブラフマーは創造を助けてくれる者を作ろうと、自分の体からいくつかの神をつくりました。ブラフマーの心から産まれたのが4人のクマーラでした。しかしクマーラは世界の創造には関心がありませんでした。4人のクマーラは純粋であるがゆえに一生独身であることを誓いました。彼らは4人一緒に宇宙を旅しているといわれます。

4人の王子はそれぞれサナカ、サナタナ、サナンダナ、サナトという名前でした。

サナトクマラの意味は「永遠の若者」です。

インド神話(ヒンズー教)にはブラフマ派、ヴィシュヌ派、シヴァ派それぞれに神話があります。クマーラはヴィシュヌ派やシヴァ派の神話にも登場します。クマーマはヴィシュヌやシヴァの弟子になったともいわれます。

スピリチュアル世界のクマーラ

スピリチュアル世界では英語でサナット・クマラ(Sanat Kumara)と発音します。日本ではサナト・クマラで知られているのでこの記事でもそのように表現します。

サナト・クマラは1850万年前(1650万年という説もあります)に金星から地球に来ました。太陽系で最も霊的に進んだ星は金星です。金星の統治評議会「 the Seven Holy Kumars」は地球人類を導くためクマラを地球に送り込みました。

地球に来たクマラは105人いたそうです。そのうち4人が現在も地球にとどまっています。サナト・クマラは地球にとどまった4人のクマラの一人です。

サナト・クマラは人間とは違うエーテル体でできています。見た目は16歳の美青年。歳をとらない永遠に若い姿だと考えられています。

サナト・クマラが地球に来たとき地上にいた人類は人の形はしているけれど魂は動物のままでした。つまり猿人でした。そこでサナト・クマラは動物のような人類を進化させました。そして人としての魂を持つ現在の人類が誕生したのです。

サナート・クマラは地球に来た後、シャンバラ(Shamballa)都市を建設しました。サナト・クマラはシャンバラをj管理して人類を見守り続けています。シャンバラは最初は物理的な存在としてモンゴルのゴビ砂漠に造られました。その後、空中にある霊的な存在になったので目には見えません。

霊的な指導者アセンテッドマスター(Ascended master)となって人類を見守り続ける地球と人類のリーダーです。

日本のサナト・クマラ

日本で有名なサナト・クマラ(Sanat Kumara)は鞍馬山の護法魔王尊でしょう。

650万年前に金星からやってきて京都の鞍馬山に降り立ちました。地球に来たのは1850万年前ということですが、鞍馬山に来たのが650万年前ということなのでしょか。鞍馬山では大地の精霊の護法魔法尊としてお祀りされています。

 

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