「神社や日本の神様のことを知りたいけど、どんな本を読んでいいのかわからない」
そんな疑問を持ったことはないですか?
僕は独学で神様について勉強しました。本を読んだり実際に訪れたり、人に話を聞いたりして知識を蓄えていきました。本には先人達の知恵や知識が詰まってるので勉強になります。
神道は古代から日本人が積み重ねてきた信仰や考え方がもとになっています。もちろん人によって解釈が違うこともありますが。自分なりの解釈をするにしても、まずは基本を知らないとおかしな考えになってしまいます。
そこで基本的な知識が身に付いて初心者向けに日本の神様や神社・神道についてやさしく書いてる本を選んでみました。
いずれも僕が使ってる本の中から選びました。
知識ゼロからでも読めるような本を選んだので参考にしてもらえると嬉しいです。
初心者のための神社や神様がわかる本
神社のお参りの仕方、神様の祀り方をしりたい人へ
今こそ本気の神社まいり
主婦の友社
西邑淸志
定価:1300円(税抜)
神社にお参りしたいけど。どうしたらいいの?
どんなお参りの仕方をしたら開運するの?
いつ、どこに行けば神様にお願いできるの?
といった、初歩的な疑問に答える内容が書かれています。
著者の西邑淸志氏は時々テレビに出演してることもあります。
本を見ると神社開運ナビゲーターという怪しげな肩書がついてますが、神官の家系に生まれて國學院大学では神道を勉強し、神官の資格を持ってる人です。
かといって、内容が堅苦しいなんてことはありません。
初心者向けに分かりやすく書かれています。
・なんで神社に行くといいのか。
・産土神ってなんなのか。
・日本にはどんな神様がいるのか。
・神様には得意分野・不得意分野があること。
・神社のお参りの作法。
・お守りの扱い方。
・神棚の祀り方。
・言霊(ことだま)のこと。
・西邑氏のお勧めする全国の神社50
ひとつひとつの項目は詳しくははありません。
知識ゼロの状態から神様や神社のことを知りたい。
まずは一冊目に読んでみたいという方にはちょうどよい本だと思います。
神社のことを知りたい、お参りの仕方を知りたい人へ
知識ゼロからの神社入門
桜井治男
幻冬舎
定価:1300円(税抜)
こちらは、神社のことに特化した本です。
神様のことや日常的に神様をどうお祀りするか。といったことは書かれていません。
神社とはどういう場所で、どんな種類の神社があって、どのようにお参りしたらいいのか。
について書かれています。
著者・桜井治男氏は皇學館大學の教授。
皇學館とは日本の神官を育てている学校です。日本で神職の資格が取れるのは皇學館大学と國學院大学の二つだけ。神職になる人を教える立場の人が書いたので、神道について一番信用できるんじゃないかと思って買いました。
内容的には教科書のような基本に忠実な神社の説明です。でも初心者向けに書かれてるので難しくはないです。
・神社のお参りの仕方。
・神社の建物の説明。
・鳥居や狛犬など神社の敷地にあるものの説明。
・神社に関係する行事、習慣。
・桜井氏のお勧めする全国の神社30
まじめな神社のお参りの仕方がかかれています。パワースポット的なノリを期待すると物足りないかもしれません。
基礎知識として神社とはどういうものなのか、どんなお参りの仕方をすればいいのかを知りたい方にはいいと思います。
日本の神様のことを手っ取り早く知りたいなら
入門神様と神社
洋泉社
定価:980円(税抜)
神様のことを中心に説明してる本です。
神道の神様の種類と主な神様について説明があります。
天照大御神、八幡神、天神、稲荷神、熊野神、諏訪神、春日神、鹿島神、祇園神、金毘羅神など。
神社にもいくつかの種類がありますよね。
この本では日本で信仰されてる神社の種類はほぼカバーされてます。
それぞれの歴史とどんな特徴があるのか、どんな神様を祀ってるのかが書かれています。
難しい専門書ではなく、雑学レベルなのですんなり読めます。
古代から日本人がどのようにして神様を祀ってきたのか。昔の人たちはなにを期待して神様を信じたのかが分かる興味深い本です。
ご利益別に神社が紹介されているので、あなたの希望にあった神様が見つかるかもしれません。
・神様の種類。
・神社の基礎知識。
・ご利益別神社案内。
専門的なことを知りたい人には物足りないかもしれませんが。この神社はどんな神様なんだろう。この神様はどんなご利益があるんだろうって疑問に思った時には便利な本です。
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