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ドリーン・バーチューの現在:スピリチュアルを否定してキリスト教入信後なにをするの?

光

2017年スピリチュアルファンの間で衝撃が走りました。スピリチュアル(アメリカではニューエイジ)の第一人者ドリーン・バーチュー(Doreen Virtue)が突如自ら行ってきた活動内容を否定。キリスト教の信者になってしまったからです。

それまで彼女が行っていた天使崇拝や指導霊、占い、数秘術のことごとくを否定。180度違う主張のかわりようにスピリチュアルに興味を持つ人達は衝撃を受けたことでしょう。

私自身は当時はそれほど天使崇拝や指導霊などに興味はなかったので気づいたのはあとになってからでした。

でも調べてみるとこれは大変なことになってるなと思いました。

今更ですが彼女にいったい何が起きたのかしらべてみたので報告します。ドリーン・バーチューの現在について最新情報も紹介します。

 

目次

ドリーン・バーチューに何が起きたか

イエスの教えを受けた?

2017年の1月7日。ドリーン・バーチューは教会であるビジョンを見たと証言しています。何者かが「ニューエイジを捨てて聖書を読むように」とお告げをしたというのです。

その後、彼女は「私は絶対、イエスを見た」と言ってました。彼女のブログにも書いていました。

2018年ごろ、この発言を読んだ日本のファンは「ドリーン・バーチューが教会でイエスを見てキリスト教に入った」と紹介して日本でも話題になりました。

2020年7月の時点では、発言内容がかわっています。「その日に何を見たのかわからない」と彼女のブログに書いてます。

聖書を読めば読むほど、キリスト教徒と話をすればするほど、彼女の見たビジョンがイエスなのか自信が持てなくなったそうです。

結局。今(2020年7月)ではドリーン・バーチューのブログから「イエスを見た」という記事は削除されています。

かわりに、

彼女を救ったのは教会で見たビジョンではない。ビジョンは聖書を読むきっかけ。聖書を読んだから間違いに気がついたと主張しています。

2年で少し主張がかわったような気がしますね。

ドリーン・バーチューの見るビジョンってその程度のものだったの?とも思うのですが。ビジョンの正体を見極めるのは難しいのでしょう。むしろ正体については慎重になる方が良心的だと思います。簡単に「〇〇が降りてきて教えてくれた」というのは胡散臭いですから。

身も蓋もない言い方をすれば。

宗教団体に入ったので今までみたいに個人のインスピレーションや感想で言えなくなったんでしょうね。宗教関係者の立場からすると軽々しく「イエスを見た」などと言ってほしくはないでのしょう。

それにしても。

天使を広めておきながら58歳になるまで聖書をちゃんと読んでいなかったのは驚きです。何を根拠に言っていたのでしょうか?(でも、ちゃんと読んで内容を信じていたらあのような活動はできなかったでしょう)

ビジョンとかインスピレーションってできる人には便利なのかもしれません。でも生半可な経験や知識で使うと間違った教えを広めてしまいそうです。危ないものだなと改めて思います。

ドリーン・バーチューが信じているキリスト教会

ドリーン・バーチューが入信したのは 米国聖公会(Episcopal Church) というプロテスタント系の宗教団体。

米国聖公会はアメリカ独立前はイギリス国教会のアメリカ支部のような立場でした。アメリカ独立後、団体もイギリス国教会から独立しています。

ウィキペディアを見ると米国聖公会はアメリカで約300万人の信者がいるようです。アメリカで14番めに大きな宗教団体。同性愛や中絶についてはキリスト教世界では比較的早い段階で認めました。時代の流れにあわせて教えを変えていく団体のようです。裕福な人が多いらしくアメリカ大統領の約4分の1はここの信者だそうです。

イギリス国教会はプロテスタント。教えの内容はカトリックに似ているといいます。組織の活動にバチカンの支配は受けません。でも教えの内容はプロテスタントとカトリックの中間のような団体のようです。

現在はキリスト教の宗教活動

ドリーンバーチュは現在はアメリカ西海岸に引っ越して、キリスト教団体の運営する学校に通いキリスト教について勉強しているようです。来年には聖書学および神学の修士号をとるつもりだそうです。

神学とは、要するに「キリスト教の理屈」です。神父や牧師レベルのガチガチのキリスト教の理屈を教え込まれているのでしょう。

今後は”正しい”キリスト教の布教に無料でとりくむそうです。

そのハマりっぷりは彼女のブログにもよくでてます。

 Doreen Virtue 公式ブログ(英語です)

彼女の最近の主張はキリスト教の伝道師そのもの。「あなたは宗教団体の人か?」と突っ込みたくなるほど教えに忠実です。

というより、すっかり宗教団体の人になってしまいました。

人間変われば変わるものです。

人生の大半をニューエイジ活動につぎ込んで大勢の人々に影響を与えておきながら。60歳間近(1958年生まれ)でそれまでの主張を撤回して余生を宗教活動に費やす。

もちろん余生の過ごし方は人それぞれです。ニューエイジを引退して宗教活動に専念するのはいいと思います。

でもそれまでの主張を否定して「悪魔に騙されていた」というのはあちらの国では許されるのでしょうか。

というか悪魔と天使の区別がつかないまま何十年も人々に広めていたというのでしょうか?

I’m sorry! I didn’t know!

ごめんなさい!私は知らなかったの!

As I realized how much of my life was a mess because I’d relied upon “angels” (which I now realize are demons in disguise), instead of studying the Bible and trusting in God.

聖書を勉強して神を信じるのではなく、”天使”に依存したために私の人生がどれほどめちゃくちゃになったかを知りました。(そして今ではそれ(天使)は悪魔が偽装していたものだと理解しています)

ドリーン・バーチューの公式ブログより

で済まされるのでしょうか?業界をリードしてきた60歳近い大人が言う言葉でしょうか?

ドリーン・バーチューは死後は神の国へ行くことが約束されるからいいかもしれません。なんだか無責任な気もします。この業界とはそういうものなのでしょうか。

逆にキリスト教団体からすれば「邪教を広めていた者を改心させた。信仰の勝利」になるのでしょう。

ドリーン・バーチューは残りの人生を正しいキリスト教の布教に捧げるそうです。

裏で宗教団体とどのようなやり取りがあったのかはわかりません。

健闘を祈ります。

なぜニューエイジをやめたかは謎

ネット上では様々な憶測があるものの。本人がなぜキリスト教に入信したのか語っていないのでわかりません。教会でビジョンを見たといいますが。ではなぜ教会に行ったのでしょうか?なにか迷いや不安があったのでしょうか。それまでの人生のキャリアを捨てて宗教にハマらないけないほどの出来事があったのでしょうか?

もしかすると7月に発売される彼女の新作にそのことが書かれれているかもしれません。でもいまのところはなんとも言えません。

ただ、ドリーン・バーチューはキリスト教に入信する前からかつてのような勢いはなくなっていたと思います。似たような事を主張する人が増えて彼女に頼らなくてもよくなりました。カードや書籍を発行している会社とのトラブルもあったかもしれません。

とくにここ数年の豹変ぶりはスピリチュアル業界と決別としか考えられませんから。よほど嫌な思いをしたのでしょう。とくにカードなどを発行していたヘイハウス社とはトラブルがあったのかもしれません。

私自身は専門分野が違うので「ニュース」として興味はありますが「そういうこともあったんだね」で済まされます。

でも。

この件では人間のもつ弱さを見つけました。

むしろそちらの方が興味深いです。

 

価値観の変化は責任転嫁したい人間がハマりやすい罠

最近のドリーン・バーチューの主張はかつてとは正反対です。ことごとく否定しています。

すべては悪魔の仕業。私は悪魔に騙されていた。

そしてキリスト教系宗教団体の教えを繰り返しています。

急に正反対の主張をできるなんてどうして?と思うかもしれません。

でも、思い込みが強い人ほど挫折したときは転びやすいです。

しかもそういう人ほど強硬に否定します。

人間は挫折するとそれまでの主張をひっくり返して逃げたくなります

うまくいかなかったのは自分のせいじゃない。

騙されていたんだ。

誰かが私を悪い方向に導いていたんだ。

責任転換して自分を被害者にします

そうすることで自分を正当化して後ろめたさを隠しているのです。

「私は騙されていた」「私は被害者」という人は同じ過ちを繰り返します。被害者ぶって逃げている人は、過去を反省してなぜそうなったか、そうしないためにはどうすればいいかを学習しないからです。

過去に学ばない人は同じ失敗を繰り返します。

大きな挫折や衝撃があると価値観が180度かわってしまうのは人間誰にでも起こることです。そして信じていた程度が大きいほど反発も大きくなります。

可愛さ余って憎さ百倍です。

こういう人は考え方が極端です。0か100か。全否定か全肯定のどちらか。白か黒か、ドリーン・バーチューにもその傾向がみられます。

同じ過ちは繰り返さないでほしいですね。

過去の自分から何を学んだのか・学んでいないのかは今後の活動で明らかになるでしょう。

ドリーン・バーチューの著書が発売中

ドリーン・バーチューは2020年7月28日に新しい本を出版するようです。

タイトルは

「Deceived No More: How Jesus Led Me Out of the New Age and into His Word

日本語訳は「もう騙されない:イエスはどのように私をニューエイジから救い出し、御言葉の中に導いたのか」

騙していたのはあなたでしょ。というのは禁句でしょうか?

詳しい内容はわかりませんが。彼女のブログやアマゾンの紹介の内容からすると。

キリスト教に目覚めてニューエイジを捨てたいきさつ。その後、彼女が受けた誹謗中傷とその苦しみ。オラクルカードやグッズを発行していた会社から契約を解除され、家を手放し現在は西海岸に住んでいること。キリスト教を勉強する学校に通っていること。などが書かれているのでしょう。

ニューエイジがいかに危険でキリスト教を冒涜しているかも書くみたいです。

今後はキリスト教の伝道師として活動するのでしょうね。

まだ日本語版は出てないようです。
日本のアマゾンからでも英語版は予約できるようです。

Deceived No More: How Jesus Led Me Out of the New Age and into His Word

「もう騙されない:イエスはどのように私をニューエイジから救い出し、御言葉の中に導いたのか」

英語の分かる方は読んでみてはいかかでしょうか?

 

 

 

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コメント

コメント一覧 (6件)

  • ドリーンバーチューは、今後しばらくは完全な正統派キリスト教徒として生きるでしょうが、土壇場になって、再びニューエイジに返り咲くのではないでしょうか。
    その時には、キリスト教正統派の全てを知り尽くしているでしょうから、それがいかに間違った教義であるかを全世界に証することになると思います。
    ドリーン本人も気付いていない所で、彼女の潜在意識の中ではそのような計画が進行中なのでは?と思っています。

    • Molotovさんこんにちは。
      なるほど。そういう考え方もあるかもしれませんね。今後もドリーン・バーチューが何を語るのか注目しておいたほうがいいかもしれませんね。

  • まず聖書を読んでみられないと、ドリーンさんの言っていることは理解できないと思います。
    天の使いの事を語るなら、本家を知ってからが筋道としては正しいはずですが、ドリーンさんは聖書を読んだ事がなかったのでしょうね。
    聖書を読むと、占いやスピリチュアル的なものは神が最も嫌われるものだとわかります。
    天使とは神の使いのことですから、本当に神の使いであれば占いをするわけがないのです。
    聖書に書かれている事柄以外は、すべて悪魔が化けているということです。

    彼女はこうやって悪魔のメッセージを世界に広めてしまったわけですから、それは大罪です。
    彼女はなんとか間違いを挽回したいために四苦八苦しているのではないかなと思います。

    • ドリーン・バーチューが何を信じるかは自由です。今、彼女が言ってることがその宗教団体の教えとしては正しいのは理解できます。私もかつての彼女のいう天使はキリスト教の天使とは違うものだなとは思ってました。他にも違和感がある人はいるはずです。
      でも他には他の価値観の人もいるわけですし。事実、彼女自身もかつてはそういう価値観を広めていました。
      今信じるものと違うからといって、今信じるもの以外の価値観を「悪魔の教え」と決めつけて否定・批判するのは節度ある大人の対応とは思えませんね。

  • 「ドリーンバーチューの現在」で検索してきました。
    たぶんドリーンは周囲の人を支えきれなくなったのだと思います。
    天使の情報であっても、周囲の人はどんどん消費して「次はなに?」と新しいものを求め続けます。
    そしてドリーンがさんざん「あなたも天使と話はできる」と言っていても、ドリーンを介して天使からのメッセージを聞きたがります。
    要するに、移り気で自分を信じていないのがスピリチュアル好きな人々です。
    彼女の著作は何回もそういうことに挫折し、立ち直ったことをチラチラ書いていました。
    年齢と共にもう無理だと思ったのでしょう。
    意地悪な見方をするならば「十分、稼いだ」
    それでも長年のプレッシャーに耐えてきた彼女に同情します。
    キリスト教を多少しっている私からしたら、カトリックを選ばなかったことが興味深いです。
    やっぱりアメリカです。

    • こんにちは。そうですね。ドリーンは天使のお告げを伝える人じゃないのに、人々はドリーンから天使の言葉を聞きたがるとか。天使の取り次ぎ役を求められることへの不満というか戸惑いを感じていた、というのを読んだ覚えがあります。確かにスピリチュアル好きの中には自分以外の何かに依存している人は多いように思います。そういった人達を相手に稼いでいるニューエイジの活動家は多いと思います。彼女はそういう世界に精神的にも年齢的にも耐えられなくなったのかもしれませんね。でもそれも彼女が自ら招いたことだとは思いますけれど。

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