開運・財運のアイテムとして有名なものにトレジャーメノウがあります。聚宝盆(ほうじゅぼん)ともいいます。漠然と開運のアイテムだと思ってる人もいるかと思いますが、トレジャーメノウにはどんな役割があるんでしょうか?
それに、どのようなものがいいのか。どのように使えばいいのか分からない人もいると思います。そこでよいトレジャーメノウの選びかた。トレジャーメノウの使いかたについて紹介します。
トレジャーメノウとは
メノウの原石を2つに割ると、中に空洞ができてることがあります。空洞のことをジオードとか晶洞(しょうどう)といいます。小さなジオードのあるメノウをトレジャーメノウというのですね。
トレジャー(treasure)は英語で宝。本当なら瑪瑙(メノウ)も英語のアゲート(agate)で呼んだほうがいいのですが。トレジャーアゲートではいまいちピンとこないのと、語呂がいいのでトレジャーメノウと呼ばれています。
メノウは育つのに時間がかかります。たとえばこちらのトレジャーメノウは拳ほどの小さなものですが、何百年という年月がかかってます。すごいですね。
表面は石ですが、中には水晶が育っていることがあります。結晶が目に見える水晶ではなくて小さな水晶だったり、メノウが育そだっていることもあります。
だから2つを合わせるとひとつの石になります。切り口がピッタリあうのは意外と珍しいです。切るときに欠けたり割れたりするからです。
メノウを2つにわったものは何でもトレジャーメノウとは言わないんですね。上下に別れているものがトレジャーメノウなんです。左右に別れていたらペアメノウと呼びます。
縦に分かれているか横に分かれているかの違いだけに思えるかもしれません。でも、これが大きな意味を持つんです。
トレジャーメノウはパワースポット
ここで突然、風水の話になります。風水というと方位学や家相のことを想像する人も多いかと思いますが。「気の流れ」も大切にします。気とは自然界を流れるエネルギーです。風水とは簡単にいうと環境が人間の人生にも影響するという考え方なんですね。
風水の世界では「龍脈」という考え方があります。気 が流れる道筋のことです。気が溜まる穴のことを「龍穴」といいます。自然界にある穴には龍が住んでるという伝説がありますよね。龍が住むということはエネルギーが溜まる場所という意味なんです。現代的に表現するとパワーが溢れる場所といえますね。
自然界に存在する良い気の満ちる場所。それが龍穴。パワースポットと言われている場所には龍穴のある場所も多いんです。僕の住んでる京都では八坂神社や貴船神社の龍穴が有名です。
日本には糸魚川・静岡構造線(フォッサマグナ)から西に伸びる大きな龍脈があります。この龍脈はを西日本龍脈と呼ばれています。
出典:風水がわかる本―大地の気を読む道教占術
古代日本の繁栄は西日本龍脈のうえに築かれました。飛鳥・平城京・平安京・出雲・熊野など古代日本の都や聖地は西日本龍脈にあります。京都の龍穴も西日本龍脈の途中にあるんですね。他にも日本を日本各地にも龍穴はあると思いますよ。
この龍穴が自分の家にあったら嬉しいですよね。
それが龍穴を作る方法があるのです。すでに察しがついてるとは思いますが。
トレジャーメノウを家に置くことです。
するとトレジャーメノウが良い気を溜めてくれるんですね。自宅にパワースポットを作るとはこういうことなんです。
財運の象徴・聚宝盆(ほうじゅぼん)
古代中国の伝説には聚宝盆(ほうじゅぼん)というものがあります。もともとは宝物が湧き出る鉢のようなものです。宝が湧き出る鉢。ということは財運が上がるということじゃないのか。とかんがえられる様になりました。
じゃあ、窪みならなんでもいいのかというとそうではありません。メノウにも意味があります。中国では古来より瑪瑙(メノウ)は財運の象徴でした。メノウそのものでも富を呼び寄せる力があると信じられていました。だから窪みのないメノウを飾ることもあるそうです。
形も材質も縁起のいいものばかり。財運アップのダブルパワー。ということで、現代ではトレジャーメノウを宝珠盆と呼ぶことが多いですね。
聚宝盆として使うには、2つに割った下側に穴の空いてるメノウを使います。上側はフタとして使います。
下側のメノウは空洞が大きなものが良いとされます。上側はフタになるだけなのでとくに大きな空洞がなくてもいいです。水晶が育っている方がいいと言われることもありますが、目的によって異なります。
メノウが多いトレジャーメノウは財運の象徴
先ほども書いたように、メノウそものもが富の象徴です。だから「財運アップ」だけなら水晶が育ってなくてもいいんです。そのかわり、たっぷりメノウがあることが大事です。
空洞が分厚いメノウに覆われたものがあれば水晶が育ってなくてもOKです。メノウが多すぎて穴が塞がっているものはトレジャーメノウの役割は期待できません。空洞がないと気の流れを受け止めて溜めることが出来ないんです。
でもメノウの塊は富の象徴でもあるので、財運アイテムとしては使えます。
水晶の多いトレジャーメノウは開運+浄化
じゃあ、水晶が育っているものは何がいいのかというと。水晶には 浄化 の力があるんです。空間の気を浄化する意味があるんですね。気を浄化して運気を高める。という意味があります。
財運よりも、開運したいというときはこのタイプのトレジャーメノウがいいですね。
置き場所はどこがいい?
ただ置いておくだけでもいいのですが、効果的な置き場所というのも存在します。
一番いいのは家の中心に置くことです。家の中心が難しかったら部屋の中心がいいです。
でも、部屋の中心に置くのは不便ですよね。日本では広い家に住んでる人は少ないですし、部屋の真ん中に置いたら生活が出来ないという人も多いと思います。
中心の次にいいのは出入り口です。お部屋の入り口に近いところに置きましょう。気の流れは入り口から入って部屋に広がるからです。入り口から入ってくる良い気をのがさずに溜めてもらうのです。良い気が充満するとトレジャーメノウの周辺も良い 気 が広がります。
玄関に置いて気を良くする。という使い方もあります。玄関は人や物が出入りする場所ですが、風水的には気の出入り口でもあるいんです。その家の気を左右する大切な場所です。だから玄関にトレジャーメノウを置いて良い気を集めるのは家全体にとってもいいことなんです。
家の気がよくなるということは、そこに住んでる人にもいい影響がでるということです。
あなたも、自宅にパワースポット作ってみませんか?
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