新月のスピリチュアルな意味とお願いのしかた[2023年新月の日]

新月

月を見てるとなんとなく心がおちつく。

明日からまた頑張ろうという気になった。

という経験はありませんか?

月は見るものの心を和ませ、やる気を起こさせてくれます。

潮の満ち引きでもわかるように月は地球に大きな影響を与えています。

月は私達の心身に影響を与えています。

世界中で月は地上の生物に影響を与えると信じられてきました。現代でもボイドタイムやデクラレーションなど。月に願いを叶えてもらう方法もあります。

とくに新月に願い事をすると叶いやすくなるとされています。

新月の意味と不思議なちからについて紹介します。

 

目次

新月とは

暦(陰暦)では (さく)といいます。

天文学的には太陽・月・地球が一直線に並びます。

太陽から来るエネルギーに月のエネルギーが重なるので地球の受けるエネルギーが大きくなります。

大潮が起こるのも新月と満月の日です。

海や海辺で生活している生き物は大潮の日に産卵を行う生物がいます。これも新月・満月の影響です。

地上で生活している私達は海の生物ほど影響は受けていないように思えるかもしれません。

でも地球が影響を受けている。ということはその上で生活しているあなたにも影響があるのです。

月が見えないのに新しい月なのはなぜ?

新月(new moon)の意味は、かつては月が見えない真っ暗な状態から少しだけ見えたとき。極細の三日月でした。「初めて見えた月」ということで新月と言いました。

でも現代では真っ暗な状態を新月といいます。

真っ暗な状態からこれから生まれ変わる月。という意味で新月と言っているのですね。

古くから使われている(さく)は真っ暗な状態。現代の新月と同じ意味です。

月初めのことを「ついたち」と言います。現代では「1日」と書いて「ついたち」と書きますね。

もともとは朔の日を「月立つき たち」といいました。「たつ」には「現れる」という意味があるからです。

「つきたち」がなまって「ついたち」になりました。太陰太陽暦(旧暦)からグレゴリオ暦(新暦)に変わっても月の始まりの日を「ついたち」と呼ぶ習慣は残ってます。

普段はなにげなく「ついたち」と言ってるかも知れません。あなたも私も知らず識らずののあいだに月の始まりを意識しているのです。

でも新暦の1日は新月ではありません。現実と意識の微妙なすれ違いが生まれます。本物の新月を見て「本当のついたち=始まり」を

新月は願いがかないやすい

月は新月(朔)から徐々に明るくなって14日後には満月になります。

これから始まるスタートのときです。

そのため、古来より新月は願い事が叶いやすい月といわれます。

あなた自身がなにか新しいことをしようとしたり。
小さな習慣を始めようとしたり。
新しいプロジェクトを初めたり。
何かを決断したり。
物を新しく変えたり。
気持ちをあらたにするでもかまいません。
もちろん

願い事をする。

もOKです。

新月の日に瞑想するのもいいですね。

ボイドタイムの影響は?

ボイドタイム(void time)は日本語訳すると「虚無時間」。何もない時間帯、空白の時間帯です。

占星術の用語です。

占星術ではホロスコープ上で惑星の角度を読み取って物ごとを判断します。その角度をアスペクトといいます。

ところが、ホロスコープ上で惑星と惑星が意味のアスペクトを作らない時間帯があります。このとき惑星のエネルギーを受け取れないと考えます。この時間帯がボイドタイムです。

ボイドタイムはどの惑星にもあります。日本では月のボイドタイムを気にする人が多いですね。ボイドタイムを日本に紹介した占星術師が月の影響について語ったため。ボイドタイム=月の力が無効になる時間帯。という考えが広まったようです。

とはいえ。ボイドタイムはホロスコープ上の話です。

確かにボイドタイムも気にした方が少しでも大きな影響を受けられるのかもしれません。ボイドタイムは2~3日に一度訪れますし、ボイドタイムとされる時間帯は2時間程度。真夜中だったり真昼だったりそのときによってバラバラ。

そのために費やすエネルギーを考えれば、気にしすぎてもあんまり意味がない。ともいえます。

もちろん現実には引力や光など、月の影響力は消えません。

スピリチュアルな意味でも月の影響力は他の惑星よりも大きいです。微弱な影響はあるのかもしれませんが。

普通にお願いするぶんには ボイドタイムを気にする必要はありません

むしろ気にしすぎてそれがストレスになったり神経を使いすぎるほうが影響が大きいかもしれません。

新月は月に一度ですから。気にするにしてもそんなに忙しくはありません。新月をみかけたら。そのときになにかをお願いする。このときに心機一転する。くらいでよいのです。

デクラレーションの方法

デクラレーション(Declaration)とは宣言・発表といった意味の言葉です。

スピリチュアルな世界では月を使ったアファメーションです。

新月になって48時間以内にお願いごとをします。

紙と筆記用具が必要です。何度も使うのでできればノートがいいです。

・まずは姿勢をよくして呼吸をととのえます。
おちついて、楽な気持ちになってください。

・紙やノートにお願い事を書きます。

このときお願い事をする言葉はポジティブな言葉だけです。

「~~しない」とか「~~を辞める」という表現は使ってはいけません。

というのもアファメーションは自分の潜在意識に語りかける方法。潜在意識は否定形の言葉を理解できません。「赤い象はいない」と言ったらあなたの脳はまず「赤い象」をイメージしてそれを消そうとします。でもそれでは頭の中に赤い象のイメージが生まれてしまいます。否定形の言葉は逆効果なのです。

「やるな」と言われて「ついやってしまう」のと同じです。

「~~したい」というのもNG。

これは、実現していないことが決まっているという意味なので。やはり潜在意識は「できないんだ」と諦めてしまいます。

なので。

~~しました。
~~ができました。

感情やその場の光景がイメージできる言葉。感謝の言葉を入れるのもいいです。

~~ができて嬉しいです。
~~ができてありがとうございます。

と肯定的。すでにできたあとの状態を楽しくイメージするのがコツです。

そして言葉にするだけでなく、実際に紙に書きます。手を使って書くことでさらに潜在意識に届きやすくなります。このときあなたの好きなシンボル・イメージしやすい小物を一緒に描いておくのも効果的です。シンボルマークでも猫のらくがきでもOK。あなたの印象に残るのが大切です。

すると新月の力があなたの潜在意識にはたらきかけてアファメーションの効果がアップ。それがデクラレーションです。

これを新月の日が来るたびに行います。

願いがかなったら、線を引いて消します。

叶わなかったらまた書きます。

どの程度進展したかも書きます。

まったく進展していないのか少しでも進んでいるのか改めて振り返ることができます。

くりかえしていると。初め願いが必要でなくなることもあります。生きている限り目的がかわることはあります。そのときは消しましょう。

そしてまた新しい願いを書きます。

これを新月がくるたびに繰り返します。

形にはこだわらない

もちろん。デクラレーションの手順をふまずに普通にお願いするのでもいいです。

それなりの手順がひつようなので。そこまでやってられない。と思うなら無理にしなくてもかまいません。「やらされている感」がでてしまうとどうしてもネガティブな感情が働いてせっかくの月のエネルギーが受け取りにくくなるからです。

要はあなたの心(洗剤意識)が新月を受け入れるかどうかの問題です。

 

2023年の新月の日

新月の日と縁起のいい日も紹介しておきます。

 

 1月 20日

 2月 20日

 3月 20日

 4月 20日

 5月 20日

 6月 18日 大安 

 7月 18日 

 8月 16日

 9月 15日 

10月 15日 一粒万倍日

11月 13日

12月 13日 大安

なにか新しいことを始める日、

これからの成長を願う日として活用してはいかがでしょうか。

 

 

よかったらシェアしてね!

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

目次