京都に龍神様をお祀りしている場所がいくつかあります。
龍神とゆかりのある場所なら龍神様のパワーもありそうですよね。
龍の絵が書いてあるだけでは満足できない。本当に龍神様が祀られているパワースポットに行きたいと思いませんか?
そんなあなたのために京都の龍神スポットを紹介します。
京都の龍神スポット
貴船神社(きふねじんじゃ)・奥宮
京都でも有名な神社です。縁結びのパワースポットとして知られています。
でもこちらにお祀りされている神様は龍神様なのです。
貴船神社に祀られている神様のお名前は高龗神(たかおかみのかみ)・闇龗神(くらおかみのかみ)。
龗(おかみ)とは龍神のことです。日本書紀や古事記にも登場する神様なんですよ。
高とは山の高い場所。
闇とは山の影になっている場所、つまり谷ののこと。
高龗神と闇龗神には山の高い場所に住んでいる神様と谷に住んでいる神様という意味があります。
もともとは水を司る神様です。水がなくては生物は生きていけませんし、食べ物も作れません。人間の体の70%は水でできています。水は人間にとって大変重要なものです。
かつては日照りが続くと天皇が貴船神社で雨乞いをするように命令を出しました。そのくらい頼りにされていた神様なのです。
貴船神社に行ったならぜひ奥宮をお参りしてください。奥宮には龍神様が住んでいるという龍穴があります。龍穴は見ることは出来ませんが、絶大なパワーがあると言われています。
ご利益が心願成就とされていることからもそのパワーの強さがわかります。心願成就とは「どうしても叶えたい願い」のこと。
あなたもどうしても叶えたい望みがあるなら貴船神社にお参りするのもいいかもしれませんね。
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・貴船神社(本宮)恵みと心願成就の龍神様
神泉苑(しんせんえん)・善女竜王社
神の泉と書く「神泉苑」その名の通り、神様の住んでいる池なのです。
こちらに龍神様が住むきっかけになったのは平安時代に旱魃が続いた時。弘法大師が善女竜王を天竺(インド)から呼び寄せたからです。
竜王とは仏教での龍神様の呼び方。インドからはるばるやって来て日本中に雨を降らせてくれたのです。それ以来、この地には竜王が住んでいるとか。
竜王を呼び寄せる弘法大師もすごいけど、日本中に雨を降らせる善女竜王もすごいですね。善女と書きますが女神と決まってるわけではないです。インドの発音を漢字にあてはめただけですから。
神泉苑の真ん中にはそのものズバリな「善女竜王社」があります。竜王にお願いするときは善女竜王社にお参りしましょう。
神泉苑には龍神様だけでなく恵方の神様がいるのも珍しいです。
世界遺産二条城にも近いので京都観光の合間に行けるのも嬉しいですね。
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・神泉苑 恵方の神様と平安時代の面影が残る龍神の住む池
車折神社(くるまざきじんじゃ)・水神社
テレビでもよく紹介される著名人の玉垣が有名な神社です。
芸能神社の方が有名すぎて、龍神様が祀られているのはあまり知られていないかもしれません。
でもこちらにも龍神様がお祀りされているのです。
本殿ではなく摂社の「水神社」が龍神様がお祀りされているお社。
こちらの神様は 罔象女神(みつはの めがみ)。「みつは」とは水の神様のことです。河の反乱を治めるためにお祀りしていたのが最初です。
罔象女神の正体は龍神様。
こちらの神様の「ご神力は絶大で運気・才智がアップする」とか。
龍神様のお守りも人気です。
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・車折神社は開運・財運・才色兼備
六孫王神社(ろくそんのうじんじゃ)
清和源氏発祥の地。とはいっても知らない人は多いと思います。
清和源氏の初代・源経基(みなもとのためとも)の屋敷があった場所です。源経基は清和天皇の第六王子・貞純親王の息子です。
源経基の子孫には鎌倉幕府をひらいた源頼朝がいます。そこで武士の世を作った頼朝の祖先ということで、出世開運のご利益があるといわれています。
そんな源経基には伝説があります。なんと死後は龍神となって子孫を守ると誓ったのです。龍神になった源経基は邸宅にある池に住んでいたそうです(屋敷の西にあった池に住んでいたという説もあります)。経基の息子が屋敷あとに神社を建ててお祀りしたのが六孫王神社の始まりです。御祭神は龍神になった男・源経基。
頼朝が鎌倉幕府を作ることができたのも龍神様のおかげなのでしょうか。
現在ではかつての屋敷の面影はありませんが、源経基が龍神になって住んでいたという池にちなんで「神龍池」として再現されています。
京都駅からも近いのに観光客はあまりいません。
穴場スポットですよ。
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・六孫王神社は清和源氏発祥の地
いかがでしたか?
神様として龍神様をおお祀りしている神社を紹介しました。一部、人を祀ってるところもありますが。いずれにしても龍神伝説のある神社です。
もともと日本には水の神様をお祀りしている神社は多いです。水の神様ははっきりと龍神とは言ってなくてもその正体が龍神の場合は意外と多いです。龍神様は人間の姿に変身することもできるので気が付かない場合もあると思います。水の神様だから関係ないなんて思わずに調べてみると実は龍神だった。という神社もあるかもしれませんよ。
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