蝶は縁起のいい生き物といわれています。その中でもモンキチョウ・キチョウなどの黄色い蝶は幸運の生き物と考えられています。
モンキチョウや黄色い蝶は飛んでいるのを見ただけでもなんだかわくわくしますね。
とても元気で明るい感じのする蝶です。
それだけに幸運の兆しなんじゃないかと思ってしまいます。
黄蝶にはスピリチュアル的にどんな意味があるのか紹介します。
★ この記事で分かること
など。 |
蝶々のスピリチュアルな意味
まず色に関係なく蝶全般の意味について紹介します。
変化・復活の象徴
黄蝶を含めた蝶々は卵→幼虫→蛹→成虫と変身する生き物です。
とくにそれまでモゾモゾと動き回っていたイモ虫があるときを境に蛹になって固まったように動かなくなります。蛹を見た古代の人々は死んでしまったのではないか?と考えたことでしょう。しかし死んだように動かない蛹からきれいな羽を身に付けた蝶が出てきたときは驚いたでしょう。
これほど劇的な変化は他の動物ではありません。
蝶は復活・死と再生・変化の象徴なのです。
魂の象徴
また、ひらひらと飛ぶ蝶は魂を運ぶ生き物と考えられました。肉体から離れた魂は空を飛んであの世に行くからです。
日本では蝶は人の魂が形を変えたものだと言われます。
ギリシャやヨーロッパの古い言い伝えでは蝶は死者の魂と考えられていました。蝶がやってくると「祖先が見守ってくれている」と考えられたのです。
メッセージを運ぶ生き物
また、優雅に飛ぶ蝶は神様やご先祖様、特別な何かのメッセージを運ぶ生き物と考えられました。
黄色い蝶(キチョウ・モンキチョウ)のスピリチュアルな意味
モンキチョウ、キチョウに限らず黄色い蝶全般にいえる意味を紹介します。
黄色い蝶を見ると幸運になる
黄色は喜びや幸せの色。いまあなたの身の回りでよい変化が起ころうとしているという意味です。ポジティブな変化が起こるサインかも知れません。物事が上向きに好転するサインかもしれません。
黄色は太陽、自信、幸福、キャリアの成功に関連しています。なので黄色の蝶を見ると、仕事や家庭生活によい変化が訪れるかもしれません。
その年の最初に黄蝶を見ると素晴らしい年になるともいわれます。
黄色は金運と健康運
風水では「黄色」は「金運」や「健康運」を意味します。
一番の理由は「黄色」が金の色に似ているから。
それだけではありません。「五行説」では世の中の物を「木火土金水」で表現します。
黄色は土の属性です。
五行説では土は他の属性「木・火・金・水」を調整する役割を持ちます。バランスをとるのが土の役目なんですね。
人間の体ならバランスが崩れると病気になります。だから土を意味する黄色は健康運になるんです。
五行説では土は大地を意味します。「大地は気(エネルギー)をためている場所」。
「土」という字は、大地から物が頭を出している様子をデザインした文字です。「土」には「ためている大地のエネルギーを放出する」意味があるんですね。
エネルギーが放出されると物が生まれます。だから土には物を生み出す力があると考えられました。
現実に金などの鉱物は土から出てきます。だから土の属性を持つ黄色は金運・財運アップの意味があるんですね。
黄色い蝶は忍耐のシンボル
モンキチョウより小さめのキチョウ
モンキチョウの仲間のキチョウ(黄蝶)は珍しい蝶です。
というのも成虫のまま冬を越すからです。多くの蝶はサナギの状態で冬を越します。
キチョウはモンシロチョウ・モンキチョウと同じシロチョウ科の仲間。
黄色い蝶といえばモンキチョウがよく知られていますよね。
キチョウはモンキチョウよりもやや小さい。可愛らしい蝶です。沖縄から九州、四国、本州にいます。
成虫のまま冬を越すキチョウ
同じシロチョウ科の仲間でもモンシロチョウがサナギで冬を越すのに、なぜかキチョウは成虫のままで冬を越すのです。不思議ですね。
昆虫は寒さには弱い生き物です。でもキチョウは珍しく蝶の姿のままで冬を越せる珍しい蝶なんです。
冬を越す場所は様々。地面に近い草木に捕まって冬を越すようです。垣根や木のように捕まることができるものがあるならそこで冬を越すこともあるようですね。
耐えるメッセージかも
もし貴方が越冬中の黄蝶を見たら、それは変化の前の耐える時期だというサインかもしれません。
蝶は変化のシンボルです。でもあえて変化せずに我慢して寒い冬を耐えている。そんな越冬中のキチョウに気付いてしまったということは、そのキチョウに意味があるのかもしれません。
それは「いずれ良い変化が起きるから今は我慢だ」という合図なのかもしれません。
場所・シチュエーションの違い
家で見た
もし家の中に黄蝶が入ってきた場合。ラッキーなことが起こる前触れかもしれません。
物事が好転する、金運・財運・健康運など。何かよい変化が起こるのかもしれません。
蝶は捕まえたり殺したりしてはいけません。せっかくの運が逃げてしまいます。できるだけやさしく家の外に逃がしてください。メッセージを伝えるお役目を終えた黄蝶を自由にしてあげましょう。生き物を大事にする行為はあなたが知らず知らずのうちにもっている厄を落とすことにもなるのです。
神社で見た
神社で蝶々を見かけるのは神様が歓迎してくれている印です。
色に関係なく蝶々はスピリチュアルなものと相性がよく。様々なスピリチュアルなメッセージを運ぶ生き物とされます。
神社は神様の鎮まる場所ですから、神社で見かけた黄蝶がとくに印象に残っている場合は神様が歓迎してくれていると思ってください。
お墓参りで見た
黄色い蝶は魂との結びつきの強い虫です。お墓参りのとき、墓地でみかけた黄色い蝶々はご先祖様や亡くなった人のメッセージを伝えようとしているのかもしれません。
「あなたが不安に思っていることがあっても大丈夫」と前向きに励ましてくれているのかもしれませんよ。
近寄ってくる・まとわりついている
黄蝶があなたに近づいてくることがあります。そしていつまでも離れずにあなたの近くを跳んでいることもあります。
あなたに幸運が訪れる。チャンスが訪れるまえぶれかもしれません。黄いろはポジティブな印象を与える色です。なにか良いことああるかもしれません。
2匹で飛んでいる
2匹の黄蝶がじゃれ合うように飛んでいるときがあります。
飛んでいる場所に関係なく、あなたの恋愛関係、人間関係が良くなる。新たな出会いがあるという知らせかもしれません。
黄色い蝶は幸運のシンボル
蝶全般には復活・死と再生・変化の意味があります。
さらに黄色い蝶にはポジティブな変化・上向きに好転する、繁栄する、財が増える、健康的、恋愛運などの意味もあります。
スピリチュアルな世界では蝶を見ること、蝶が近くに来ることは良いサインです。中でも黄色い蝶はものごとがよくなる・ポジティブに変化するサインにもなるのです。
黄蝶が運んでくるメッセージを受け止めてポジティブに生きたいですね。
コメント