巳の日の意味とカレンダー[2022年(令和4年)]

巳の日

巳の日は金運アップの日です。

干支の巳は蛇の意味。

白蛇は弁才天(弁財天)の使いです。弁天様は知恵や音楽の神様です。でも財運の神様でもあるんですね。

そして白蛇も縁起のいい生き物。

そんな金運に縁の深い運気が上昇するのが巳(み)の日です。

宝くじを買ったり、投資したり、新しい財布にしたり。お金や財産に関わる日として注目されています。

巳(み)の日とはどのような日なのか紹介します。

目次

巳の日とは

巳の日の読み方は「みのひ」

でも普通のカレンダーには載ってません。

詳しいカレンダーや暦の本には 己巳(つちのとみ)とか書いてあることがあります。これは干支(かんし)といいます。

十干(甲乙丙丁・・・)と十二支(子丑寅卯・・・)の組み合わせ。干支は年月日を表現したり占いに用いられました。

現在では日常で使われることはなくなりましたが。重要な祭りや縁日は干支で決まるものもあります。

例えば弁才天の縁日は己巳。稲荷神社の縁日は初午。などです。

干支に「巳」が入っている日が「巳の日」です。

日本では縁起のいい日。財運の上がる日とされます。

巳の意味

巳(み)は十二支のひとつ。

十二支は方位や時刻や月、年の表現に使われました。

木星は12年で太陽のまわりを一周します。古代中国ではその12年を数えるために用いたのが十二支。

12で1セットの単位は便利なので十二支は方角や時刻、日にちを数えるのにも使われました。

でも漢字だけだと分かりづらいです。そこで庶民にもわかりやすくするため十二支に動物があてはめられたのです。

巳には蛇がありあてられました。

どうして「み」が蛇の意味なの?

「み」と発音するのは「みづち」の「み」。

「みづち」とは「」という意味。

水中に住むカミや精霊のことです。蛇は水の神やその使いと考えられました。そこで「み」が蛇の意味になったのでした。

どうして巳の日が縁起がいいの?

蛇は豊作の神

蛇はネズミを食べます。ネズミは米を食べますのでネズミの被害に困っていました。そこでネズミを食べる蛇は古来より豊作の神や神の使いとされました。

蛇は水の神です。稲作では水がとても重要です。蛇は水の神・豊作の神としても信仰されました。

江戸時代までは米は食べ物だけでなくお金の代わりにもなりました。お米がたくさん採れる=生活が豊かになることだったのです。

古くは蛇は稲荷神の使いとして祀られたこともあります。狐が稲荷神の使いとして定着すると蛇は弁才天の使いとして注目されます。

蛇は弁才天の使い

古来より蛇は水の神様そのものだったり、水の神様の使いでした。

弁才天が日本に伝わると蛇は弁才天の使いになりました。

弁才天のもとになったのはインドの女神・サラスヴァティ。水と豊穣そして弁舌と音楽の神様です。

財運の神の性格を強調するときは「才」を「財」に置き換えて「弁財天」と書くこともあります。でも弁財天と書くのは本当の名前ではありません。語呂合わせです。人々の願いがこもった愛称なんですね。

仏教の弁才天も知恵・長寿・富を与えるとされます。

金光明最勝王経 などのお経には「弁才天の陀羅尼を誦せば所願が成就し、財を求めれば多くの財を得られる」と書いてあるので日本では福の神・財運の神として人気が高まりました。

インドのサラスヴァティーは白鳥を眷属にしてました。日本に来た弁才天は白ヘビを眷属にしています。蛇は水の神と関わりの深い生き物です。そのため蛇は弁才天の眷属とされたのです。

弁才天の眷属になった蛇は宇賀神と呼ばれることもあります。

巳 はピークを意味する言葉

ひとまず「み=蛇」から離れて、十二支の巳(しん)のもとの意味は何でしょうか?

陰陽道では十二支の巳(しん)は物ごとが成長しきった状態・とどまっている状態を意味します。

ピークの状態を意味するのがもともとの巳(しん)の意味す。

あるいは、次の成長のためにいったん休んでいる状態です。

今は進展がないように見えても、これから上昇していくために力を蓄えているときなのです。

金運だけを意味するのではなく。物ごと全てにあてはまります。

最強の巳の日・己巳(つちのと み)

巳の日は十二日に一度おとずれます。だから1年の間に30回ほどおとずれます。

でも巳の日でも特に縁起のいい日があります。

それが

己巳(つちのと み)です。

己(つちのと)は陰陽五行説で土の属性をもちます。

五行説では 木 火 土 金 水もく  か  ど  ごん すい の属性があります。

その 土 です。

金や鉄、宝石など鉱物資源は土の中から生まれます。そこで陰陽五行説では土の属性は財産や富を生み出す属性とされるのです。

金運というとつい「金」の属性に注目してしまいがちです。でも本当に財産を増やしたいなら「土」の属性を大切にしないといけないのですね。

「茶色の財布が縁起がいい」といわれるのも土につながる色だから。

財産を増やす土の属性をもった巳の日は最強なのです。

でも己巳(つちのと み)は60日に1回しか訪れません。おおよそ2ヶ月の一度のペースなのでとても貴重です。

縁起のいい日に注目しているのであれば、己巳はとくに大切にしたいですね。

2022年の巳(み)の日

令和4年(2022年)の巳の日を紹介します。

とくに大切な己巳(つちのとみ)は赤い太字で書いてますので参考にしてくださいね。

1月 4、16、28日

2月 9、11日

3月 5、17、29日

4月 10、22日

5月 4、16、28日

6月 9、21日

7月 3、15、27日

8月 8、20日

9月 1、13、25日

10月 7、19、31日

11月 12、24日

12月 6、18、30日

 

宝くじを購入したり、お財布を新調したり。

お金にかかわる決断をする人して活用してはいかがでしょうか。

 

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