京都のパワースポットとして注目を集めている車折神社。
パワーストーンといえる祈念神石や、芸能人に人気の芸能神社が有名ですが
見所はそれだけじゃありません。
ご利益のありそうなスポットがまだまだあります。
そんな車折神社について報告します。
車折神社は嵐電・車折神社駅をおりたらすぐ目の前にあります。
こちらは裏参道になるのですが、雰囲気のある参道なのでこちらから行くのもお勧めです。
車折神社のみどころ
行ったときは昼だったので鳥居に太陽がかかって神々しい写真に。
緑のオーブもでてます。
逆光なだけですが(笑)
鳥居の前では、獅子舞の獅子頭みたいな四角い狛犬がいます。
地主神社
鳥居をくぐってすぐのところに地主神社(地主神社)があります。
こちらのご祭神は嵯峨天皇。
嵯峨の地をこのなく愛した天皇です。ゆかりのあるこの地の発展を守り神として祀られています。
石の玉垣と石畳の裏参道を歩いて、まずは本殿を目指します。
緑に囲まれた静かな小道です。
美人と芸術の弁天神社
しばらく歩くと弁天神社があります。
ご祭神は市杵島姫命(いきちしま の ひめの みこと)。
財運と福を授けてくださる神様です。
水の神様でもあるので社も水にちなんだつくりになってます。
ても、弁天神社ってなってますよね。
弁財天は仏教の神様なんですが。なぜ祀られているのが市杵島姫命なんでしょう。
弁財天はもともとはインドの神様です。日本に伝わってきたときに、水の神様で女神ということで市杵島姫命と同じだと考えたんですね。
むかし、この近くに弁財天を祀るお寺があったそうなのです。そのお寺が亡くなるときにここに移されたそうです。明治になって寺と神社をわけることになりご祭神としては「市杵島姫命」だけがのこりました。
でも社の名前は弁天神社。弁天様でひろまってたのでそのまま残したんでしょうね。
清めの社
さらに進むと清めの社があります。
真ん中にとんがった石みたいなものが見えますね。
立砂らしいですが石のようにも見えます。
それもそのはず石をモチーフとしているのです。
ここにはお清めのパワーがあるとされます。
悪い縁や悪運を断ち切る、災難を消滅する力があるとされます。
この立ち砂の写真を身につけておくといいことがあると言われてます。
待ち受け画面にする人もいるみたいですね。
さて、さらに進むと本殿です。
本殿についてはこちらで紹介しています。
このページでは紹介しきれなかったところを紹介いたします。
人形で厄払い
本殿の前になにやら机がおいてます。
近寄ってみると、中には紙の人型がぎっしり。
式神ってやつですか?違います。
この人型の紙に、あなたの「けがれ」や「つみ」を移してお祓いしてもらうことができるのです。
人型のものには霊魂が宿るという考えが日本にはあるので、あなたの分身にして厄払いしてもらうんですね。
なんだかお手軽な厄払いですね。
もちろん、自分自身をお祓いもしてもらうこともできます。
清少納言社
境内には、清少納言を祀った社があります。
清少納言は「枕草子」で有名な平安時代の文学者。いまでいうとエッセイスト。本名はわかっていません。平安時代の歌人・清原元輔氏の娘です。有名なわりにいつ亡くなってどこに葬られたのかわかってないんですね。
そこで同じ清原氏の清原頼業がご祭神の車折神社に魂を祀ることにしたそうです。
車折神社では清少納言にちなんだ「才色兼備お守り」があります。
「学力や才能に加えて美しさも兼ね備えたい人」むけのお守りだそうです。
辰巳稲荷
境内にはお稲荷さんもあります。
お稲荷さんといえば、豊作と繁盛の神様。
何で辰巳稲荷という名前なのかというと。
本殿からみて「辰巳」の方角。つまり「南東」にあることから辰巳稲荷という名前になったそうです。
稲荷神社には狛犬の代わりに狐の像があります。
ここの狐の像はちょっと変わってます。
木で出来た漫画チックな狐がいます。
水神社
表参道から入ってくると、入り口の近くに水神社があります。
龍神様を祀っているんですね。
ご祭神は、罔象女神(みつはの めがみ)。女の竜神ってことです。
古事記や日本書紀に登場する神様です。
その名の通り水を司る神様です。
もともとは川の氾濫を抑えるために祀っていました。
その力はすごくて「昇竜のように運気がアップする」そうです。
竜頭ストラップお守りは、祈念神石、才色兼備お守りとともに、パワースポットの本なんかで車折神社を代表するお守りとして紹介されてますね。
車折神社というと、芸能神社が有名ですが見所や御利益のいただけそうな社は数多いんですね。
これでもまだ全部紹介し切れていないです。
車折神社は気軽な感じで行ける神社です。もちろん神様にはちゃんと礼儀を守ってお祈りした方がいいですが。神社はちょっと・・・って思ってる人も、行ってみてよかったと思える場所だと思います。
車折神社の記事
アクセス
電車
・嵐電
京福電車・嵐山線(嵐電)車折神社下車。裏参道 すぐ。
・JR
京都駅-嵯峨野線・嵯峨嵐山駅下車 徒歩12分
・バス
京都市バス・京都バス 車折神社前下車 表参道 すぐ。
・駐車場
20台、無料、17時に閉鎖します
Official Website http://www.kurumazakijinja.or.jp/
住所 京都市右京区嵯峨朝日町23番地
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