2023年3月21日は春分の日ですね。
一粒万倍日と天赦日も一緒になって最高にラッキーな日です。
春分の日は夜が長かった時期から昼が長くなる時期へ切り替わる日。
自然界の生命の活動が活発になります。私たちの心は自然界の動きに影響されますので、それともにスピリチュアルなものの動きも活発になります。
スピリチュアル的には春分は変化や再生を意味する日です。
いつもの春分に加えて一粒万倍日と天赦日も一緒に起こります。
いつもの春分の日よりもさらにパワーアップして開運効果が期待できる日ですね。
2023年3月21日はどのような日なのか紹介します。
春分の日のスピリチュアルな意味
春分の日とは
春分の日は太陽が真東からが昇って真西に沈みます。
昼(太陽に出ている時間)と夜(太陽が地平線より下にいる時間)の長さがほぼ同じになる日です。
春分は北半球では3月20日か21日ごろ。年によってちがいますが。
令和5年(2023)年は3月21日です。
二十四節気では春分の日から清明が始まる日(4月5日)の前日までを「春分」といいます。
春分の日ごろからいよいよ春らしくなり。冬の間、停滞しがちだったエネルギーが活発になり自然界の様々な生き物が活発になる季節です。
生命活動が活発になるのですから、当然私達の生活のリズムや心・精神面などスピリチュアルな部分にも影響します。
春分のスピリチュアルな意味
春分は夜の長い時期から昼の長い時期へ切り替わる日。
古来、春分は自然界における変化や復活の象徴ででした。新しい生命やエネルギーの始まりを表すとされています。
そのため世界各地で春分は、始まり、変革、再生、成長、そして希望や喜びの象徴となっています。
また昼と夜の時間がバランスよく釣り合っていることから。春分は陰と陽、闇と光、精神的な世界と物質的な世界など、対立するものが調和するというスピリチュアルな意味もあります。
そのため春分はバランスや調和、そして内面的な探求や成長を意味することもあります。
春彼岸
春分の日の前後の期間は春のお彼岸。
春彼岸(はるひがん)と言います。
春分の前後3日をあわせた7日間。
つまり令和5年(2023年)は3月18日(土)から3月24日(金)です。
3月18日:彼岸入り。
3月21日:春分で彼岸の中日(ちゅうにち、なかび)。
3月24日:彼岸明け。
スピリチュアルな感性が強くなる
お彼岸の期間は先祖様を供養する時期といわれますね。彼岸とは「向こう岸」の意味で仏教用語で苦しみや迷いのない悟りの世界。
日本では死後の世界の意味にも使われます。
彼岸の時期には現世とあの世を隔てる境界が弱まる。だからご先祖様に想いが届きやすくなるというわけです。
太陽は命・魂やそれを作るエネルギーの象徴。
古い日本語では「ひ」は天体としての太陽とともに魂も意味します。太陽は魂(スピリチュアル)なエネルギーの源です。「ヒ」は命の元であり魂の元。日(ひ)の神は天体としての太陽だけでなく命・魂・スピリチュアルなエネルギーを司る神です。
だから日の出・日の入りは魂の世界への出入りも意味します。太陽の沈む方向は魂の世界。仏教の浄土の世界観と合体してお彼岸の習慣が生まれました。
春分と秋分の前後の期間は魂の世界との繋がりが強くなります。
スピリチュアルなもの想い伝わりやすくなる時期。普段は届きにくい願いも届きやすくなるかもしれません。
一粒万倍日は良いことが増える
3月21日は春分に一粒万倍も重なります。
「一粒万倍」とは「一粒の籾(もみ)が万倍に実る穂になる」という意味。一つの種から万倍の実がみのるというわけです。
小さなものが大きな物へ、少ない数が沢山の数になるのです。ということは。小さな元手で仕事を初めて大きな利益を得たり。小さな投資で大きな利益を得たり。そんな意味があります。
仕事初め・開業・種まき・投資にはよい日だとされます。小さな元手で大きな利益。ということは、宝くじを買うにもちょうどよい日なのです。
一粒万倍日にやってはいけないこと
でも、いいことばかりではありません。一粒万倍日に善悪は関係ないからです。
小さなものでも沢山になるということは。借金・借り・浪費も増えてしまうということです。失言・攻撃などでトラブルを起こしてしまうと大きなトラブルになってしまいます。人間関係には注意しましょう。
プラスのこともマイナスのことも大きくなってしまうのです。良いことはさらに大きく、悪いこともさらに大きくなる日。
それが一粒万倍日です。
春分の日を境に自然界では活発なエネルギーが増えてきます。ポジティブなエネルギーを増やせるようにあなたも前向きな心を大切にするようにしましょう。
天赦日は過去を反省して運気を上げる日
2023年3月21日は天赦日(てんしゃにち)も重なります。
天赦日は「一年の暦の中で最上の大吉日」といわれます。最高の吉日です。なぜ「天赦」なのかというと。天上界にいる神様が私たちを許してくれるから。
私たちは生まれてから死ぬまでに罪のない人はいません。犯罪行為をしなくてもしらずしらずの間に人を傷つけたり、嘘をついたり、ちょっとした罪は誰にでもあるものです。人間とはそういう生き物ですから。
犯罪まではいかないけどちょっとした罪を日本では穢れ(ケガレ)といいます。
そういった小さな罪は穢れとなってたまります。埃がたまっていくように。小さな穢れでもいくつも重なれば私たちに「不幸」となって返ってくることがあります。運気が下がるのです。
運気の不調を直してくれるのが天赦日です。
でも天赦日は何もしなくても不調がなくなる。運気が上がるというわけではありません。だから天赦日だからといってその日に宝くじを買っただけでは当たりません。
神様にお願いして穢れを払ってもらわないといけません。
仏教では仏様に罪(仏教では業)を告白して許しを得る日があります。仏教用語ではこれを懺悔(さんげ)と言いました。懺悔(ざんげ)はキリスト教のイメージがあるかもしれませんが懺悔はもともとは仏教の言葉です。
天赦日は仏教の懺悔の影響をうけて誕生しました。仏様だけでなく仏教以外の神様にもお願いしようというのが天赦日なのです。
何もしなくてもラッキーなのでなく。過去を反省して神様に穢をはらって運気を上げてもらうのが天赦日の本当の意味です。
3月21日とその前後のすごしかた
以上、いくつか春分・春彼岸、の期間のスピリチュアルな意味について紹介しました。2023年3月21日は今までの春分のエネルギーに一粒万倍日と天赦日のエネルギーも加わります。
こんなにラッキーな日はめったに回ってきません。
これから何かを始める。新しいものを始める。何かが変わる。その節目になる日かもしれません。
でもそれはあなた自身が自覚して行動を起こさないと変わりません。あなたの殻を破る時期でもあるのです。
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