京都でも特に強いパワースポットとして人気の鞍馬山に行きました。
鞍馬を巡るコースはいろいろありますが、パワースポットめぐりとしては
鞍馬駅~由岐神社~鞍馬寺~貴船神社~貴船駅
の順に回るのがお勧めです。
ケーブルカーで行く方法もありますが、そうすると由岐神社を通り越してしまうので歩いて登る方法をお勧めします。
貴船神社側から登るルートもありますが、坂が急できついです。
山登りに慣れてない人にはお勧めできません。
最初は鞍馬駅の方から登って、慣れたら貴船側から登った方がいいと思います。
前回、鞍馬川から登るルートを紹介している最中でした。
鞍馬山案内
由岐神社まで登ったので、さらに石段を登ります。
ここを越えたら、本殿です。
宇宙パワーの本殿
ようやく本殿(金堂)に来ました。
ここにはご本尊である「尊天」が化身した千手観音・毘沙門天・護法魔王尊の像が祀られています。でも、秘仏なので見ることは出来ません。
60年に一度、丙寅の年に一般公開されるそうです。
本尊の横にいる従者の様な存在を脇侍(わきじ)といいますが。
ここの脇時は、役行者と遮那王尊です。
役行者とは名前を役小角(えん の おづぬ)という人で。修験道の開祖とも言われます。飛鳥時代に活躍した人です。鞍馬山は修験道の修行の場でもあったので役行者が信仰されていたのでしょう。
遮那王(しゃなおう)は源義経の鞍馬時代の名前です。牛若丸というのは鞍馬寺に預けられる前の小さいころの名前です。
仏の毘盧遮那仏から名前を頂いたそうですが、名付け親のお坊さんの願いも虚しく?仏門に入らずに武者になってしまいました。
その後の活躍や悲劇はご存知の通り。人生とはどうなるか分からないものです。
既に参拝者が順番待ちしてます。
円の中で立ってる人がいますね。
この石畳の場所は「金剛床」といいます。
ここは、パワースポットファン注目の場所です。
宇宙のパワーがここから出ているとか。
霊感の強い人に聞いてみると、ここに立つと「暖かいものを感じる」そうです。
でも、僕には分かりませんでした。
まだ修行が足りなのかなあ(修行してませんが)。
この金剛床
鞍馬寺の説明によると、
「宇宙のエネルギーである尊天の波動が広がる様子を表した曼荼羅」
だそうです。
そして、
ここのご本尊である「尊天と一体になるための修行の場」として作ったようです。
安易な気持ちでは、ここに立たないほうがいいみたいですね。
虎は神の使い
金剛床ばかりに注目が行きがちですが、ここには珍しい阿吽の虎がいます。
神社だと狛犬、寺だと金剛力士(仁王)像がその場所を守ってますよね。
ここでは虎がその役目をしています。
鞍馬寺では虎は毘沙門天の使いだとされています。
稲荷神の狐みたいなものですね。
毘沙門天が虎の月、虎の日、虎の刻にここに現れたから「虎」になったそうです。
もし、卯の月、卯の日、卯の刻だったら「うさぎ」が使いになったのでしょうか。
よけいなお世話かもしれませんが気になります。
阿吽の虎なので、左の虎は口を閉じて、右の虎は口を開けています。
「あ」と「ん」は「最初から最後まで」を意味しています。
宇宙の始まりから終わりまでを表現したものだという事です。
よく見ると、鞍馬山のあちこちに虎がいるので探してみてください。
鞍馬は天狗だけじゃないんですね。
5月の連休でしたが境内には八重桜が満開でした。
しばしの休憩。
本殿を出てもまだ山道は続きます。
途中、与謝野晶子の石碑や宗教的な施設がありますが、省略します。
興味のある人は見てみるといいと思います。
かなり高いところまで来ました。
途中、小さな門があります。
ここを越えるとますます道が険しくなります。
引き返すなら今のうちです。
もちろん、先に進みます。
続きはこちら。
鞍馬寺(3)・牛若丸伝説の地
それ以外の鞍馬山関係の記事
アクセス
・電車
京阪電車 終点出町柳駅下車。
叡山電鉄に乗り換え 鞍馬駅下車。
徒歩。
・駐車場はありません。
Official Website http://kuramadera.or.jp/
住所 京都市左京区鞍馬本町1074番地
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宿を調べる
自然に囲まれた貴船・鞍馬の旅館でくつろぐなら。[ydkihune]
夜はお食事スポットの充実した河原町。
叡山電鉄で京都の繁華街に戻れます。[ydkawara]
貴船・鞍馬からだと遠いですが。
京都駅周辺は宿や飲食店が多く
旅の拠点にはぴったりです。[yadokyoto]
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