城南宮の紹介|京都市伏見区

城南宮

京都市伏見区にある城南宮は方位除けの神社です。

地元では「方除の大社」として知られ、引っ越し・工事・家相などの悩みを覗いてくれる神様として信仰されています。

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城南宮

御祭神

主祭神

国常立尊
八千矛神(大国主神)
息長帯日売尊(神功皇后)

配祀神

天忍穗耳尊
彦火瓊瓊杵尊
天照皇大神
品陀別命
別雷神
大山咋神
天児屋根命
宇気毛智神
久度神

社格

摂社の真幡寸神社は式内社
延喜式神名帳にある
 山城国紀伊郡 真幡寸神社 二座(小社)とされます。

明治の近代社格では
 府社

城南宮の由緒と歴史

創建年は不明。

平安京遷都のさいに国常立尊と八千矛神を息長帯日売尊にあわせてお祀りしました。

以来、城(平安京)の南にあることから城南宮と呼ばれました。

白河天皇が鳥羽離宮(城南離宮)を造営後は離宮の一分になり離宮の鎮守社となりました。天皇や上皇の行幸がたびたびありました。

後の時代には京都御所の裏鬼門を守る神となったことから、貴族の方違えの宿場となり、方除けや厄除けの神として信仰を集めました。熊野詣の出発点にもなりました。

鎌倉時代の承久の乱のあと、鳥羽離宮が廃れると城南宮も次第に荒廃。

応仁の乱など室町時代末期の戦乱で荒れ果てました。しかし城南祭と方除信仰はうけ継がれました。

江戸時代になると復興されました。

幕末の文久3年(1863年)。孝明天皇が攘夷祈願のため行幸しました。

慶応4年(1868年)。鳥羽・伏見の戦いでは新政府軍の陣地にもなりました。

明治10年(1876年)。城南宮が式内社の「真幡寸神社」と考えられたため。社名が「真幡寸神社」になりました。

昭和43年(1968年)。社名が「城南宮」に戻りました。真幡寸神社は境内の摂社に移されました。

アクセス

JR京都駅から
・京都市バス 19系統 城南宮 下車 徒歩2分

・京都らくなんエクスプレスREXバス 
土日祝
 京都駅八条口から 城南宮前 下車 徒歩1分

平日
  油小路城南宮 下車 徒歩 徒歩5分。

平日と土日祝ではルートが変わります。

・車

駐車場有。200台。無料

名神高速道路:
名古屋方面から京都南インターチェンジおりる。
大阪方面から京都南インターチェンジ第2出口おりる。

インターチェンジおりて国道1号線を大阪方面へ向かい、1つ目の信号越えたらすぐ。

Official Website :http://www.jonangu.com/index.html

住所:京都市伏見区中島鳥羽離宮町7番地

寺社巡り

京都五社めぐり 朱雀
神仏霊場順拝の道 第83番
九十九王子 京都の出発点
など

さらに詳しい城南宮の記事

城南宮・京都の南を守る方除けの神様

 

城南宮と歴史の関わり

 

自動車のための巨大な茅の輪がある城南宮

 

京都伏見の各地で行われる節分行事まとめ

 

 

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