長岡天満宮の紹介|京都府長岡京市

長岡天満宮

長岡天満宮は京都府長岡市にある神社です。

かつて菅原家の領地だったという長岡の地に平安時代からある神社です。

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長岡天満宮

長岡天満宮

社殿。

祭神

菅原道真公

長岡天満宮の由緒と歴史

平安時代

現在長岡天満宮の建っている場所は、平安時代には菅原家の領地でした。

在原業平と交流のあった道真はよくこの地を訪れ詩歌や管弦を楽しんだといいます。

昌泰4年(901年)。菅原道真が大宰府に左遷されます。

大宰府に行く途中、長岡に立ち寄り「我が魂長くこの地にとどまるべし」という詩を残しました。

この言い伝えにちなんで長岡天神は「見返り天神」とも呼ばれます。

乙訓郡開田村(現在の長岡市中心部分)の中小路宗則たちは、大宰府に向かう道真に途中まで付き従い見送りました。

道真は宗則と別れるとき、小さな木彫りの像を渡し名残をおしみました。

延喜3年(903年)。道真が太宰府の地で死んだことを知った宗則は道真から贈られた木像をご神体にして祀りました。それが長岡天満宮の始まりです。

江戸時代

寛永15年(1638年)。領主の八条宮家によって八条ケ池が造られました。灌漑用の溜池として使われました。

明治以降

明治~昭和。宮司の中小路宗城の働きで社殿の改築を行いました。村社から郷社、府社へと社格が上がりました。宗城はきりしまつつじを八条ヶ池の堤防に植え保存活動を行いました。

昭和16年(1941年)。中小路宗康らの働きで平安神宮の旧本殿、祝詞舎、透塀が移築され現在の境内の姿が完成しました。

平成10年(1998年)。拝殿が改修されました。

摂社末社

本殿右手(北)の末社

摂社末社

春日社

主祭神:武甕槌命・経津主命、天児屋根命、比売神

水などの自然神、芸能神とされます。

左側の社です。

八幡社

主祭神:応神天皇。
厄除けの守護神です。

本殿左(南)の摂社末社

長岡稲荷大明神の幟に囲まれた参道を進むと稲荷社があります。

長岡稲荷大明神

稲荷神社

長岡稲荷

主祭神:倉稲魂神、猿田彦命、大宮女神。

祭神は五穀豊穣、商売繁盛の神です。

松尾竜神・菅竜神

松尾社

 

山神社

山神社

祭神:大山祇神

鳥居

長岡天満宮大鳥居

正面大鳥居
紅白の梅の模様が描かれています。

長岡天満宮鳥居

正面大鳥居の次にある二の鳥居。
参道にはきりしまつつじが植えられています。

長岡天満宮鳥居

参道から本殿に行くまでにある石の鳥居。

天満宮といえば牛。
牛は天神様の使いです。
長岡天満宮にも沢山の牛の像があります。

子牛の像

かわいい子牛の像。子牛だけが置かれているのは珍しいです。
参道から続く鳥居の影にあるので見つけにくいかも。

長岡天満宮金の牛

本殿右手にある金属製の牛の像。大勢の人に撫でられているらしく。金色に光っています。

本殿右手。金属の像の横にある石の像。

長岡天満宮牛

本殿左手にある石の像。
全て表情が違います。

八条ヶ池

八条ヶ池

八条ヶ池江戸時代にこのあたりを治めていた八条宮家によって造られた池です。灌漑用の溜池として使われました。

現在は公園として整備されています。周囲には歩道が整備され市民の憩いの場になっています。散歩には最適な場所ですね。

寺社巡り

・京都十六社朱印めぐり

・乙訓鎮座神社巡り

長岡天満宮へのアクセス

住所:長岡京市天神2-15-13

 阪急 長岡天神 徒歩6分
 JR 長岡京 徒歩15分

駐車場あり

 

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