こんにちは。たかふみです。
お守りは神社やお寺でいただく神様や仏様とのご縁をつなぐ大切なアイテムです。
お守りをなくしてしまうと、不安や心配が募ることもあるかもしれませんね。
でも、それ自体に悪い意味があるわけではありません。
むしろ、お守りがなくなったことは、神様や仏様の加護を通じて、自分自身の成長や生活の見直しを促すサインかもしれません。
この記事では、お守りを失った際の心の持ち方や対処法についてごお伝えします。さらにどのようにして前向きに捉え次に進むべきかを紹介します。
お守りをなくしたらバチが当たるの?
お守りをなくしたからといって、バチが当たるわけではありません。祟りや災難が降ってくるわけでもありません。
お守りは神社仏閣でいただいた神様や仏様の力をお借りするためのものです。
お守りそのものに特別な力が宿っているというよりは、お守りは神様や仏様とのご縁をつなぐもの。神様とのご縁を意識して日々の生活の中で心がけていこうという気持ちを持つためのものです。
お守りをなくしたことで不安になることはありません。
大切なのは神様や仏様への感謝の気持ちと今後どのように過ごしていくかという気持ちです。
お守りの種類別。なくした意味とは?
合格祈願・学業上達のお守り
合格祈願・受験合格のお守りを落とした場合、試験に合格できないのではないかと不安になるかもしれません。しかし、試験の合否は、お守りがあるかないかだけでなく、日々の努力や実力も大きく関わってきます。
お守りをなくしたことをきっかけに、改めて勉強に励んだり、目標を見つめ直したりする良い機会と捉えましょう。
縁結びのお守り
縁結び・良縁祈願のお守りをなくした場合、良縁が遠のいてしまうのではないかと心配になる方もいるでしょう。しかし、縁結びは、ただお守りを持つだけでは叶うものではありません。
お守りをなくしたことをきっかけに、自分磨きをしたり、積極的に人と出会う機会を作ったりすることで、より良い出会いが訪れる可能性もあります。
安産・子育てのお守り
安産祈願・子育てのお守りをなくした場合、安産や子供の成長を願う気持ちが強まるかもしれません。
お守りをなくしたことをきっかけに、家族や周囲の人々への感謝の気持ちを改めて感じ、健やかな日々を送りたいという気持ちが深まるでしょう。
健康運・病気平癒のお守り
健康に関係するお守りだけに、不安に感じられる気持ちもわかります。でも、お守りをなくすことに必ずしも悪い意味があるわけではありません。
これまでの健康状態を見直し、新たな気持ちで健康づくりに取り組むきっかけとなるかもしれません。
また、お守りの力がなくなったことで、自分の健康は自分で守らなければならない。という意識が強まり、健康に対する意識が高まる可能性もあります。
交通安全のお守り
交通安全のお守りをなくした場合、交通事故に遭ってしまうのではないかと不安になるかもしれません。
お守りをなくしたのをきっかけに、運転中は特に注意を払い、安全運転を心がけるようにしましょう。
そのための注意喚起かも知れません。
厄除け・魔除けのお守り
厄除けや魔除けのお守りをなくした場合、これまで身につけられていた厄除けの力がなくなったように感じるかもしれません。
でも、お守りをなくしたことで、改めて自分の身は自分で守らなければならないという意識が芽生えるかもしれません。
日頃から心身ともに健康に気をつけ、周囲の人々との関係を良好に保つように心がけることが大切です。
方除けのお守り
方除けのお守りをなくした場合、悪いことが起こるのではないかと不安になるかもしれません。
方除けのお守りは、悪いとされる方角に行ったときの悪い気を払うためのものです。あなたが遭遇するはずだった災難やトラブルから守ってくれた。と考えられます。
またお守りをなくしたことで、今以上に自分の身の安全に気を配るようにしましょう。
金運のお守り
金運のお守りをなくした場合、金運が下がってしまいそうで心配になるかもしれません。
あなたが出会うはずだった金銭的なトラブルを事前に避けることができた。と考えられます。
また金運はお守りだけでなく、日々の努力や生活の仕方によっても左右されます。お金の使い方を見直したり、新しい収入源を探したりするなど、積極的な行動を起こしましょう。というメッセージかもしれません。
その他、お守り一般
種類に限らず、お守り全体にいえることがあります。
お守りがなくなったということは。あなたの身代わりとなって厄や悪いことを引き受けた。と考えられます。
他にも
願いがかなった。
あなたにはもう必要がなくなった。
などの意味も考えられます。
お守りをなくしたからといって、神様や仏様とのご縁が切れてしまうわけではありません。むしろ新たな気持で神様仏様と向き合うきっかけになります。気を落とさず、悲観的にならないようにしましょう。
お守りをなくしたときにすべきこと
お守りの役目が終わったと考える
お守りにはそれぞれの役目があります。
もし、お守りがあなたの目の前からなくなったのであれば、あなたにとってそのお守りは必要ではなくなった。
お守りの加護を必要としなくなった。
お守りは役目を終えたと考えることができます。
感謝する
お守りはあなたの願いを叶え厄を払ってくれたはずです。心の底から感謝の気持ちを伝えましょう。
一番いいのは直接神社仏閣に参拝することです。
遠くて行けない場合は、同じ神様仏様をお祀りしている神社仏閣に行くか、その方角に向かって感謝の気持ちを込めて手を合わせるだけでも良いでしょう。
新しい気持ちで今後を考える
お守りがなくなったことを悲観するのではなく、新たな気持ちでこれからのことを考えてみましょう。
今のあなたはお守りを求めていたときのあなたではありません。新たな目標を見つけたり、新しい一歩を踏み出すきっかけになると考えましょう。
新しいお守りを求めてもいいの?
とはいうものの。やはり新しいお守りが必要だと悩んでいるかも知れません。
結論から言うと、新しいお守りをいただくことは全く問題ありません。
むしろ、それによってあなたの心が落ち着く。
目的をはっきりさせることができるなら。
新しいお守りを求めることは意味があります。
短期間の間に同じお守りを求めるのは気が引けるかも知れませんが。神社の方も一人ひとりの購入履歴を覚えているわけではありませんし。何も問題ありません。
もし祈祷してもらったものなら正直に話してみましょう。神社の方もわかってくださいます。
お守りをなくす理由とは?
お守りをなくすことは気にする必要がないとはいえ。やはり神様に失礼な気もしますし。ご利益が薄れてしまうんじゃないかと不安になりますよね。
それに何度もなくすようだと、あなたの方にも問題があるのかも知れません。
いくつか原因を考えてみましょう
気持ちの緩み
お守りの存在を軽く考え、日常生活の中で雑に扱ってませんか?
不注意
持ち物に気を配らず、置き忘れたり、落としてしまったり。物事に不注意になってませんか?
持ち方に問題がある
そもそもお守りの持ち方になにか問題があるのかも知れません。
では次に正しいお守りの持ち方を紹介します。
お守りをなくさない正しい持ち方
常に身につける
お守りの力を身近に感じてご利益をいただくためには、できるだけ身につけておいた方がいいですね。
とくに厄除け・健康運などあなたの体に関わるものは、できるだけ身体に近いほうがいいですね。
首からぶらさげたり、服の胸ポケットにいれるといいでしょう。
身近な物にいれて持ち運ぶ
金運・交通安全・縁結びなど。
ご利益が直接身体に関わってこないものは普段使っているカバンやバッグ、財布に入れて持ち運ぶのもおすすめです。
清潔な状態で保管する
汚れたり、破損したりしないように注意しましょう。
家や車など、人ではなく物に関係するお守りは家や車の清潔な場所に起きましょう。
対象が家族など複数の場合は家の清潔な場所に起きましょう。
できるだけ人の視線よりも上。人の目に触れる場所がいいです。
丁寧に取り扱う
お守りを落とす、乱暴に扱うなどの行為は避けましょう。
お守りを入れる袋を使う
お守りを直接バッグやポケットに入れるのではなく、専用の袋に入れて持ち歩くことをおすすめします。
習慣を変えてみる
お守りをなくすということは、他の物もなくしやすいのではありませんか?ちょっとした小物などだとつい気が緩んで疎かになってしまうのではないでしょうか?
お守りがなくなるのはそんなあなたへの警告かもしれません。
普段から他の物も丁寧に扱う習慣をつけましょう。
お守りを大切にすることは、自分自身を大切にすることにも繋がるのです。
見つけたお守りをどうすればいいの?
一度紛失したお守りが再び見つかった場合、どうすれば良いか迷うこともありますよね。
そこでお守りが見つかった場合の対処の仕方を紹介します。
感謝の気持ちをもって返納
感謝の気持ち
お守りが見つかったことは、神様からのご加護があったと感謝しましょう。
神社への返納
一度紛失したお守りは、その役目を終えたと考えるのが一般的です。感謝の気持ちを込めて、神社に返納するのが良いですね。
破損していた場合
もしお守りの 紐が切れたり破損している場合は、あなたの変わりに厄を引き受けていると考えられますので、できるだけ早く返納するのが良いでしょう。
手元に置きたい場合
お守りはいずれはお返しした方がいいのですが。どうしても手元に置きたい場合もありますよね。
その場合は神棚などに保管し、定期的に感謝の気持ちを込めて手を合わせましょう。
そしてあなたの心の整理がついたころにお返ししましょう。
お守りの返納方法
お守りの返納は神様への感謝の気持ちを表す大切な行為です。正しく返納することで、次に神様とご縁を結ぶときもスムースにいくと期待できます。
一般的には、お守りをいただいた神社やお寺に直接返納するのが最も良いとされています。
お守りをいただいた神社やお寺へ返納する:
納札所
多くの神社やお寺には、「古神札納め所」「納札所」という、古いお守りやお守りを納めるための場所が設けられています。
直接窓口へ
場所が分からない場合は、神社やお寺の窓口に問い合わせてみましょう。
お焚き上げ
1月15日に神社やお寺で行われる「お焚き上げ」に参加し、お守りを納めることもできます。
左義長焼き、どんと焼きなど地方によって呼び方はさまざまです。期日や返し方が決まっているのであらかじめ神社やお寺のHPなどで確認しましょう。
郵送
神社やお寺によっては郵送で受けつけているところもあります。
その際は、事前にHPや電話などで確認して、返納の方法を守りましょう。
返納する際の注意点
感謝の気持ち
返納する際には、神様への感謝の気持ちを込めて丁寧に行いましょう。
他の神社・お寺への返納でもOK?
基本的には、お守りをいただいた神社やお寺に返納することが望ましいです。
でも事情があって行けないときは同じ神様仏様、宗派の神社仏閣。それもだめな場合は行ける所の神社仏閣に収めましょう。
神社仏閣によって返せる物が決まっている場合があるので、事前に確認することをおすすめします。
期限
お守りの有効期間は一般的に1年間と言われています。あくまでも目安で、1年をすぎたからといって急に効果がなくなるわけではありません。
お守りを清浄に保つためにも古いものは交換したほうがいいです。
破損した場合
破損してしまったお守りは、厄を受け止めてしまっているかも知れないので。早めに返納することがおすすめです。
お守りをなくすことのスピリチュアルな意味
お守りをなくすことはスピリチュアル的にはどのような解釈ができるのでしょうか?
使命完了のサイン
お守りが与えてくれた力や効果を十分に受け取ることができ、その役目を終えたというサインと捉えることがあります。
新たなステージへの準備
古いものを手放し、新しいものを受け入れる準備が整ったという暗示かも知れません。
注意喚起
何かしらの変化や注意が必要だと知らせているのかもしれません。
浄化
ネガティブなエネルギーを吸収し、身代わりとなってくれたという考え方もあります。
突然なくしてしまった場合
不安やストレスを抱えているのかもしれません。
新しい環境や人間関係に戸惑っている可能性も考えられます。
探し続けても見つからない場合
手放すことの大切さを教えているのかもしれません。
新しい目標に向かって進むための準備期間に入っているのかもしれません。
まとめ
お守りをなくすことは、決して悪いことではありません。
あなたの人生にとって良い転機となる可能性も秘めています。
感謝の気持ちを持ち、前向きに進んでいきましょう。
お守りをなくした経験は、最初は驚きや不安を伴うかもしれませんが、その意味を深く考えてみると、様々な気づきや学びが得られることもあります。
お守りを失くすことは、必ずしも悪いことや祟りを意味するわけではありません。
心の中で新たな気づきを得るための機会と捉えることができるのです。
失くしたお守りの種類によっても、気づかされることもさまざまです。勉強や努力を見直す機会、自己成長や感謝の気持ちを深めるきっかけ、または健康や安全への意識を高める手助けにもなります。
大切なのは、お守りがなくなったことをどう受け止め、今後の生活にどう生かすかです。
新たにお守りを求めたり、感謝の気持ちをもって返納したりするのも、あなたの心の成長と変化に繋がります。
お守りがなくなったのは新たなスタートを切るための一歩と考え。失くしたお守りの意味を理解し、どのように行動するかを考えてみると良いのではないでしょうか。
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