六角堂・京都の町中で別世界の静けさ

六角堂に行ってきました。京都の中心部にある由緒のあるお寺です。六角形のお堂があるので六角堂というユニークな名前で呼ばれてます。観光客で賑わう新京極通りからはずれますが、歩いて行ける場所です。

正式名は紫雲山 頂法寺。天台宗のお寺です。飛鳥時代の587年に聖徳太子が建立したといわれる由緒あるお寺です。

六角堂に行ってきましたので紹介します。

 

烏丸通から、六角通りを数十m入ったところに六角堂はあります。
六角堂

 

六角堂の面した通りが、六角通り。
ビルに囲まれて突然、歴史を感じる門が姿を表します。
六角堂

 

中に入ると、周囲の都会の喧騒がうそみたい。
静かな別世界のようです。

目次

六角堂のみどころ

 

六角形の本堂

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まずは本堂にお参りです。
本尊は如意輪観音菩薩。

六角堂本堂

 

六角形という珍しい形をしていますが、この形にも意味があるんですね。「六根清浄を願う」という意味があります。六根清浄とは「視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚・意識」の6つの感覚のこと。この感覚から人間の欲が出て煩悩につながるといいます。6つの角をつなぎ合わせることで煩悩がなくなり幸せになれるという意味があると言われています。

 

良縁の六角柳

本堂手前には六角柳があります。
六角柳

この柳には良縁にまつわる言い伝えがあります。
平安時代のことです。お妃になる人を探していた嵯峨天皇の夢に六角堂の如意輪観音があ笑われ「六角堂の柳の下を見てみなさい」と告げました。嵯峨天皇が六角堂に行ってみると柳の下に美しい女性がいたので天皇は后として迎え入れました。それ以来、六角堂の柳に願をかけると良縁に恵まれるといいます。

 

金ピカのふれあい仏

 

お堂には金ピカの仏像?がありました。
ふれあい仏お釈迦様の仏像のようですが。全身に金箔が貼られて仏像の形がわからなくなってます。これは「ふれあい仏」といいます。金箔札を貼ってお釈迦様に「触れて」お願いをすると叶えてくださるということです。金箔札は300円。納経所で売ってました。

全身金ピカの仏様はインパクトありますね。

 

賓頭盧尊者

本堂にある赤いお坊さんの像は賓頭盧尊者(びんずる)。
びんずる

見た目はちょっと怖いですが、とてもありがたい人なのです。賓頭盧尊者釈迦の弟子の一人。病を防ぐと言われています。

びんずる

 

六角堂は見どころの多いお寺でした。

観光客の多い商店街の中にあっても、
一歩中に入ると独特の雰囲気をもった空間が広がります。

気軽に入れるので、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

 

六角堂へのアクセス

京阪電鉄 神宮三条下車 徒歩約7分

住所 京都府京都市中京区六角通東洞院西入堂之前町248

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