冬至 12月22日のスピリチュアルな意味

冬の太陽

2022年(令和4年)12月22日は冬至です。

人類の長い歴史の中で人々は太陽を特別なものと感じて太陽の動きに一喜一憂してお祝いをしたり祈りを捧げてきました。

春分・夏至・秋分・冬至は太陽の動きを意味するのではありません。地球上で太陽の恵みに支えられてい生きている私達の精神的なサイクルも表現しています。

見た目ではわからない自然の変化が始まるのです。

自然界ではスピリチュアルなエネルギーの低下が収まりこれから上昇へ向けた変化が始まっている時期です。その流れに乗らないなんてもったいないよね!

冬至のスピリチュアルな意味を紹介します。

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自然界の冬至の意味

その太陽のサイクルの中でも冬至は一年で一番太陽の出ている時間が短い日。地球の北半球では1年で一番夜が長い日です。

冬至を過ぎると少しずつ昼間の時間が長くなります。つまり。衰えていた太陽のエネルギーが再び上昇に向かう日です。

でも実際には冬至をすぎると寒さはますます厳しくなりこれから本格的な冬が訪れます。それは復活した太陽のエネルギーが大地や大気を暖めるのに時間がかかるから。

落ち込んでいた大地のエネルギーを回復させるのは簡単ではありません。だから私たち地球上の生命が「寒さが和らいできた」と感じるのはもっと後の「立春」を超えてから。

でも自然界では「下降」していたエネルギーが「上昇」に変化する瞬間が訪れています。私達が気づいていないだけです。それが「冬至」なのです。

冬至のスピリチュアルな意味

冬至は太陽が空を通過する高度が1年で最も低くなる日。
太陽が出ている時間が最も短く。
太陽から地球(北半球)が受けるエネルギーが最も少ない日です。

この時期はスピリチュアル的には自分の外よりも内側に意識を向けるとき。自分の内面と向き合う時期です。

冬至や太陽にまつわる世界の神話や伝承で死と再生、衰退と復活が描かれるように。冬至は古いものが終わり、これから新しいものが成長していく出発点です。

静かなところでよく考えてみて古いもの、時代遅れなもの、もう役に立たないものを手放すための決断をするのによい時期です。

冬至は新しいプロジェクトや人生のイベント、変化を迎えるための準備の時期ともいえます。

冬至とその前後の過ごし方

掃除

心の中と同時に、あなたの身の回りの環境も掃除しましょう。ちょうど世間では年末年始に向けて大掃除のシーズンです。新しいスタートを迎えるためにきれいにするのは気持ちのいいものです。

いらない物は捨てる

あなたの身の回りの物でいらない物があったら捨てましょう。もう何年も使っていないものが置き去りになっていませんか?普段はなかなか決断がつかなくても、この時期なら思い切って捨てることもできるはず。

身の回りにごちゃごちゃと物があふれていると、気が散って集中できませんし。心が落ち着かなくなることもあるでしょう。

精神的に健やかな環境を手に入れるためにも身の回りは適度に片付けしておきましょう。

捨てるのが後ろめたいなら。買い取ってもらったり寄付に回しましょう。そうすればあなたにとっていらないものでも誰かの役たつかもしれません。

瞑想

あなたの心を落ち着かせるのに一番よいのは瞑想です。マインドフルネスでもいいです。寒すぎると瞑想もしにくいので適度な暖房の聞いた場所で瞑想するのがお勧め。

静かなところで楽な姿勢になって心を落ち着けてみましょう。目を閉じて心を落ち着け、ただあなたのはく息だけに注目してみる。最初は雑念ばかり浮かびますが、雑念が浮かんでもかまいません。

「そういうものがある」「でもそれだけ」「だから何」とわりきればいいのです。それ以上深く考えることはありません。

またあなたの呼吸に意識を向ければいいのです。

正式な瞑想が苦手なら静かに考え事できる時間を作るだけでもやってみましょう。

ゆず湯に入る

柚子(ゆず)は太陽のめぐみ・自然界のエネルギーを受けとめてギュッと濃縮した果実。そんな

ゆず湯に入るのも開運方法のひとつなのです。

ゆず湯についてはこちらでも紹介しています。

・冬至に柚子湯に入って風邪を引かずに開運しよう

冬至にパワースポットに行ってみる

古いものに区切りをつけ、新しいスタートを切りたい。その心構えをしたいなら。来年にむけた目標をたてるなら、神様仏様にも立ち会ってほしいものですよね。

そいうわけで神社仏閣やパワースポットに行ってみましょう。

神様にお願いに行くのではありません。今までのあなたの中で何を止めるのか。次はどうするのか。何をしようとしているか。ひとつでもいいので具体的な目標をたてて報告してみましょう。神様はあなたの心の立会人です。

でもせっかく行くなら太陽や光の神様仏様をお祀りしてあるところに行ってみたいですね。

太陽・光の神様仏様をお祀りしてある所

冬至は太陽の力が弱くなる日。それと同時に新しく生まれ変わる日。生まれ変わった太陽の神様にご挨拶に行ってみましょう。いつもより気にかけてもらえるかも。
というわけで近くに太陽や光の神様仏様がお祀りしてあるところがあるなら参拝してみましょう。

太陽や光の神様仏様とは。
 天照大御神(あまてらすおおみかみ)。
 伊勢神宮、熱田神宮の他、各地の神明社、摂社末社でお祀りしてあるところもあります。

 天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)、天穂日命(あめのほひのみこと)、天津彦根命(あまつひこねのみこと)など天照大御神の御子神も太陽神の神格をもっています。

 天火明命(あめのほあかりのみこと)。尾張系の太陽神。
 他にも天照(あまてる)とつくものの天照大御神ではない別の太陽神をお祀りしてある神社もあります。他にも天照大御神の妹とされる稚日女(わかひるめ)など。意外と太陽の神格を持つ神様は多いです。

 大日如来、盧遮那仏。
 日天、日光菩薩など。

 弥勒菩薩。
 本来は遠い未来に如来となって人々を救う仏。現在は菩薩でも将来如来に生まれ変わることが約束されています。再生の仏です。

 マイトレーヤ(弥勒菩薩のインドでの名前)はペルシャの太陽神ミトラ信仰と合体。光の救世主とされることもあります。太陽神ミトラはローマでも信仰され。太陽神ソルと同じと考えられました。当時のローマの暦で12月25日冬至の日は太陽神の誕生日。ミトラ・ソルの再生をお祝いする日です。キリスト教普及後に太陽神の祭りが義の太陽イエス・キリストの誕生の日とされました。

 そういう経緯を考えると弥勒菩薩も復活の太陽に縁のある仏様です。

もちろん、近くにお祀りされていなければ地元の氏神様・産土神様でもいいですよ。専門分野に関係なく、氏神様の役割は万能ですから。

 

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