松尾大社北側にある末社を訪れています。
本殿の北側には霊亀の滝のほかにも摂社や見所があります。
前回は霊亀の滝を訪れました。
今回は亀ノ井と境内のみどころを紹介します。
亀の井
霊亀の滝の途中に、三宮社と四大神社があります。
亀ノ井でお水をいただきます。
長寿の水といわれています。酒造家ではここの水をまぜてお酒を作ったり、茶道や書道で使う水にする人もいるようです。
僕は名水のあるところには水筒を持っていってます。
水を入れるものがない人のために社務所で水を入れるための瓶を売ってました。
社務所。水を入れる瓶を売ってる。
庭園・松風苑、神の像を展示している、神像館へはこちらからいけます。どちらも有料。
磐蔵へ行く方は
磐蔵もこちからいけます。
磐蔵は神の宿る場所。軽々しく入れる場所ではありません。
険しい山にあるために規制があります。
朝9時~午後3時まで。
危険なので一人での入山は禁止されています。
撮影禁止です。
参拝初穂料は1000円です。
高いとみるか安いとみるかは、磐蔵にどのくらいの価値感をもってるかによって違うでしょうね。
日本の神様は気にいらないことがあると祟るので、遊び半分で近づかないほうがいいと思いますよ。
パワーを頂くならこちら
松尾山はそれ時代が御神体。ご利益を頂いたいなら本殿から拝むだけでもいんじゃないでしょうか。
今回僕は境内や末社摂社を見るのに思った以上に時間をかけてしまったので、行けませんでした。旅行とか遠方から来てどうしても磐蔵に行きたいときは余裕をもって早めに行くことをお勧めします。
でも、霊亀の滝も感じのいいところですよ。磐蔵に行かなくても、僕は満足しました。
むしろ、
疲れ気味なので元気になりたい癒されたいというときは霊亀の滝の方がいいと思います。
入り口に戻って。
境内の散策を再開します。
祓戸大神(はらえどのおおかみ)
ご祈祷を受ける場所・祓い殿の前には祓戸の大神が祀られています。
黄泉の国から戻ってきたイザナギの神が川で穢れを流すために体を洗ったときに生まれた神様。このとき天照大御神らの神様も生まれましたが祓戸大神には含めません。大祓の祝詞では瀬織津比売・速開都比売・気吹戸主・速佐須良比売のことだとされています。
罪や穢れを清めてくれる神様です。
境内には、亀と滝登りをする鯉のオブジェがあります。
亀と鯉は松尾大神の使いです。
ちなみにこれは石材業者が奉納したオブジェ。とくに霊験があるわけではありません。
でも、信じる人が集まっていつの間にかパワースポットになった場所というのも世の中にはあるので。ここもそのうち有名になるかも。
くじ結び木
境内に何箇所かある、おみくじを結ぶ場所。
ハート型にしているようにも見えます。
楼門を出ると、船を発見。
お祭りのときに使う船を収納しているようです。
二の鳥居左側には駐車場があって、車のお払いをしてくれる場所があります。
駐車場の一画には、電気自動車のコンセントがあります。
どうでもいいことなんですが。
神社にハイテク機器の設備があるなんて面白いなと思って撮りました。
電気自動車で来る人はいるのでしょうか?
神饌田があります。
神様にお供えする作物(米)育てるところです。
当たり前ですが、今は2月なので何も植わってません。
田植え、収穫の時期にはお祭りが行われるようです。
今回。磐蔵こそいけませんでしたが。良いところでした。
松尾大社というとお酒の神様だから関係ないと思う人は多いと思いますが。
みどころの多い神社でした。
松尾大社は大山咋神がご祭神。武士の時代(室町、江戸)に造られた社殿は華やかさよりも落ち着いた雰囲気があります。そのせいで力強い神様のイメージがありました。
いつまでもいたくなる雰囲気があり、なかなか居心地のよい場所でした。
京都市内にある大きな神社のわりに観光客が少ないので。
安らぎを求めている人にはお勧めできますね。
松尾大社関連記事
松尾大社の摂社
アクセス
阪急電鉄 嵐山線 松尾大社下車 すぐ
京都市バス 京都駅から 28系統 嵐山大覚寺行き 松尾大社前下車 すぐ
四条烏丸から 29系統 洛西ターミナル行き 松尾大社前下車 すぐ
公式website:http://www.matsunoo.or.jp/index-1/index.html
住所 京都市西京区嵐山宮町3
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松尾大社は嵐山に近いので嵯峨嵐山の旅館が便利です。
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京都駅周辺は宿や飲食店が多く
旅の拠点にはぴったりです。
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