祇園祭・京の町中にたたずむ山鉾たち

薙刀鉾

7月になると京都は祇園祭の季節を迎えます。

祇園祭というと7月17日の山鉾巡幸だけだと思ってる人もいると思います。
でも実際には、7月1日から7月31日まで。
なんらかの行事はやってるんです。

祇園祭り行司

中には一般には非公開の打ち合わせや儀式もありますが。
一ヶ月をかけてやってるんですね。

祇園祭というのは京都の代名詞になってますが、
八坂神社のお祭り。
本来は八坂神社の氏子区域だけで行ってる祭りなんですね。

僕が住んでるのは八坂神社の氏子区域ではありません。
京都市内でも南のほう。
だから祇園祭に参加することは出来ません。

そのぶん、見物客の立場で楽しむことが出来ます。

山鉾巡幸は17日ですが。
すでに町中には鉾が立ち並んでます。

先日は町中でたたずむ山鉾を見てきました。

 

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京都町中の山鉾たち

 

現在では山鉾巡幸は前祭りと後祭りに分かれています。
前祭は7月10日から鉾を組み立てる「鉾建」が始まります。
17日に山鉾巡幸します。

この時期、四条通を中心とする京都の中心部には
前祭りと後祭りをあわせると33の山鉾が立ち並びます。

10日から17日までは前祭に参加する山鉾を見かけることが出来ます。

14日から16日までは宵山。
夜間は提灯に明かりが入り。
夜でも見ることが出来ます。

昼間の町中で見かける山鉾を紹介します。

こちらは、四条通の長刀鉾(なぎなたほこ)。

薙刀鉾

山鉾巡幸では常に一番先頭になってる。
かつては鉾には稚児が乗っていました。
現在でも稚児が乗ってる唯一の鉾です。
他の山鉾は稚児人形が乗ってます。
象徴的な鉾ですね。

四条通は京都市の中心を走る幹線道路。
その一車線分を通行止めにして鉾が置いてあるんです。
さすが伝統のある街はちがいます。

薙刀鉾

 

こちらは函谷鉾(かんこほこ)。
函谷鉾

長刀鉾につづいて二番に巡幸する鉾です。
この二基だけは巡幸の順番が決まっています。
他の山鉾はくじで順番を決めます。
稚児人形を採用した最初の鉾だといわれています。

函谷鉾

飾りがオリエンタルな雰囲気です。

月鉾(つきほこ)。
月鉾

山鉾の中で一番重いです。
その重さはなんと12トン。
他の鉾が大きくても10トン。
ヘビー級な鉾です。

 

他にもいっぱいあるんですが。
さすがに時間がなくて全ては回れませんでした。

16日までは見かけることが出来るので。
京都四条通りのあたりにいってみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

アクセス

 

最寄り駅
地下鉄烏丸線 烏丸四条下車すぐ

 

[map addr=”京都市四条烏丸”]

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