京都の熊野神社に行ってきました。
「えっ、京都に熊野神社ってあるの?」って思うかもしれません。
でもあるんです。熊野神社は日本全国に2700あるといわれています。そのなかのいくつかが京都市内にもあるんですね。
京都熊野神社は京都三熊野のひとつ。京都三熊野とは京都熊野神社・新熊野神社・若王子社のことです。平安京ができて間もない811年に創建されたという歴史のある神社です。京都三熊野でも一番古い神社なんですね。
和歌山の本家・熊野神社は山の中にありますが。京都の熊野神社は町の中にあるので簡単にいくことができます。京都熊野神社は駅にも近いという恵まれた立地条件。これは行かないわけにはいきません。
京阪電車の神宮丸太町駅で降りて東へ歩くと2分ほどで到着しました。
丸太町通りという比較的大きな通りに面してるし、交差点にあるのですぐわかりました
石の鳥居をくぐって中に入りました。
車の行きかう大通りに面してますが、敷地の中は静かで落ち着いた雰囲気でした。こういう静かな空間があるから神社はいいですね。
入り口の門には、八咫烏がありました。熊野神社といえば八咫烏(ヤタガラス)ですよね。
足が見えないので黒い鴨みたいですが。飛んでる姿をイメージしてるんでしょうね。
1月ということで、初詣らしき参拝者の方がいました。
まずは本殿にお参りです。
由緒書きによると、ご祭神は伊弉諾尊、伊弉冉尊、天照大神、速玉男尊、事解男尊。縁結び、安産、健康長寿のご利益があるとされています。
本殿は拝殿の奥にあります。現在の本殿は江戸時代の天保6年(1835)に移築されたもの。もとは下鴨神社の本殿だったそうです。下鴨神社は遷宮を行ったときに、それまで使っていた本殿をこちらに移したんですね。京都市内には下賀茂神社などの大きな神社の建物を再利用した神社というのはあちらこちらに残ってます。
拝殿前の狛犬。右側は口を開けた阿の像です。笑ってるように見えました。
左側は口を閉じた吽の像。角があります。角があるのが雄、ないのが雌の狛犬といわれています。
提灯にも八咫烏が。ちょっとユーモラスなかんじ。
摂社には、春日大神、須賀大神、神倉神が祀られています。
こちらには稲荷大神。金刀比羅大神も祀られています。
。熊野神社のある聖護院は京都御所からは1kmも離れてなくて、周辺には神社仏閣が多い地域です。でもかといって観光客で混雑してるわけでもなく、落ち着いて神社仏閣巡りしたい人にとってはピッタリな場所じゃないかと思いました。
京都 熊野神社のアクセス
京都熊野神社に行くのは電車が便利です。
電車
京阪電鉄 京都線・神宮丸太町より徒歩で約2分。
Official Website
住所 京都府京都市左京区聖護院山王町43
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