メタトロンキューブのスピリチュアルな意味は調和と魔除け

メタトロンキューブ

 

メタトロンキューブ(metatron’s cube)はスピリチュアルな世界で注目されている図形です。

メタトロンキューブは神聖幾何学模様のひとつで、調和・創造・知識・魔除けなどの意味があります。

でもフラワーオブライフとの違いに戸惑う方もいるかも知れません。

この記事ではメタトロンキューブのスピリチュアルな意味や、フラワーオブライフとメタトロンキューブの効果の違いを紹介します。

 

この記事で分かること

  • メタトロンキューブのスピリチュアルな意味。
  • 魔除けと創造のわけ。
  • メタトロンキューブとフラワーオブライフの違い。
タップできる目次

メタトロンキューブとは?

メタトロンキューブは神聖幾何学模様のひとつ。13の円とその中心を結ぶ線でできています。

幾何学的にはフルーツオブライフから発展した図形です。

大天使メタトロンの名前をもち、宇宙や生命の創造、調和、スピリチュアルなエネルギーのバランス。問題解決、スピリチュアルなものとのつながり、邪悪なものから守るバリアを意味します。

メタトロンキューブのスピリチュアルな意味

メタトロンキューブはスピリチュアル的にも様々な意味を持っています。スピリチュアルな解釈ではどのような意味があるのか紹介しましょう。

調和とバランス

男女

メタトロンキューブは直線の組み合わせでできています。丸は女性性、直線は男性性の象徴。どちらかだけではこの模様は完成しません。

メタトロンキューブには調和の象徴である六芒星も含まれています。

そのためメタトロンキューブは陰と陽・男性性と女性性・理論と感情など性格の違うものを結びつけてバランスを取る・調和させる意味があります。

創造と成長

宇宙創造

メタトロンキューブは宇宙の創造と構造を象徴する模様とされます。

メタトロンキューブはフルーツオブライフを含んでおり、生命の樹とも関連付けられています。そのため生命の創造や成長も象徴しています。

神の知識の象徴

知識の宝庫

大天使メタトロンは天上界の書記官とされます。

そのためメタトロンキューブは神々の知恵や言語とも関連付けられ、知識の象徴とされています。

魔除け

守る人

メタトロンキューブは結界を意味し。負のエネルギーや邪悪なものから守る結界やバリアの意味があるとされます。

メタトロンキューブが宇宙の創造と構造を意味すると言われるわけ

宇宙の創造と構造を意味すると言われている理由は、メタトロンキューブにこの世に存在する全てのプラトン立体が隠されているから。

プラトン立体とは同じ形・大きさの面だけでできた立体=正多面体のこと。

意外なようですが、私達の暮らす3次元世界には正四面体、正六面体、正八面体、正12面体、正20面体の5つしか存在しません。

 

 

プラトン立体

出典:フラワー・オブ・ライフ ― 古代神聖幾何学の秘密(第1巻)

上の図では
A:正4面体
B:正6面体
C:正8面体
D:正12面体
E:正20面体
ですね。

ですから古代から正多面体は「神が作った物」と考えられました。

プラトンやピタゴラスたちは数学や幾何学が宇宙の法則を表現していると考え。宇宙の法則にアクセスできる鍵を「プリマ・マテリア」と呼びました。

その宇宙の法則にアクセスできる鍵のひとつがメタトロンキューブです。

バランスが崩れると不幸が訪れる

火、土、風、水の四大元素に最も神聖なエーテルを加えたのが五大元素。

プラトン立体にも五大元素があります。

正4面体=火
正6面体=土
正8面体=風
正12面体=エーテル
正20面体=水

これに 球=虚空(無)を加えると元素は6つ。

6つの元素とプラトン立体を並べるとこのようになり。

プラトン立体と元素

出典:フラワー・オブ・ライフ ― 古代神聖幾何学の秘密(第1巻)

三位一体の図

異なる属性のものが一つになって調和しています。

古代ギリシアのピタゴラスは調和と均衡が日常生活から宇宙まで支配していると考えました。だから宇宙をつくる要素のバランスが崩れると災害や不幸などの災いが起こる のです。

メタトロンキューブにはプラトン立体が全て入っています。

つまり、バランスを調整するのがメタトロンキューブなのです。

バリア(結界)としてのメタトロンキューブ

神の作った図形=正多面体にはさまざまな効果があると考えられます。

プラトン立体は邪悪な力から身を護るバリアを目に見える形にしたものです。

イエス・キリストを守る水の結界

下の絵はサラミス・ヴァルフィングが描いた結界に守られたイエス・キリストです。

サラミス ヴァルフィングのキリスト

出典:フラワー・オブ・ライフ ― 古代神聖幾何学の秘密(第1巻)

 

古代、イエスの象徴は「魚」でした。魚は水の中にいます。水に守られているのが魚です。

イエスは水の中で洗礼を受けました。

イエスを守り、高いレベルに引き上げたのは水の属性を持つ空間。なのです。

聖書には正二十面体は出てきません。でも水にかかわる何かがイエスを守っている。と人々は考えたのでしょう。

正二十面体だけではありません。この世に存在する全ての正多面体をひとつの図形にしたのがメタトロンキューブです。

メタトロンキューブ

メタトロンキューブには神が作った完璧な図形・正多面体が全て入っている。
正多面体には結界としての働きがある。

と昔の人は考えました。

そんな理由で、メタトロンキューブは身を守るためのバリアの象徴 になってるのです。

あるいは霊的・意識的に高いレベルに上げるための護符としても使われます。バランスを正して不調を治すのにも使われます。

欧米では魔除けの護符

海外ではメタトロンキューブをタトゥーにする人もいるくらいです。

難しい意味よりも護符としての効果を期待している人が多いようです。

さすがに日本ではタトゥーをしようと思う人はいないようですね。

でも護符にして身につけるくらいならできますよね。身の回りの物にメタトロンキューブを貼って結界にしたり。

最近では様々なグッズもありますので興味のある方は活用してみてはいかがでしょうか?

フラワーオブライフとメタトロンキューブの違い

フラワーオブライフとメタトロンキューブ

フラワーオブライフとメタトロンキューブの意味

フラワーオブライフとメタトロンキューブはどちらも神聖幾何学模様です。

「見た目が違うのは分かるけど、一体何が違うの?」

と思うかも知れません。

2つの神聖幾何学模様のスピリチュアルな意味はこのようになります。

フラワーオブライフ

メタトロンキューブ
潜在能力の開花
瞑想のサポート
生命力を上げる
魔除け
運気を上げる
創造
調和・バランス
魔除け
知識

 

メタトロンキューブはメタトロンキューブはフラワーオブライフの中に含まれるフルーツオブライフから発展したもの。どちらも似たような意味を持っているのですが、得意分野は違います。

メタトロンキューブとフラワーオブライフの比較

成長

△メタトロンキューブ >◎フラワーオブライフ

フラワーオブライフは誕生から成熟するまで成長のすべての意味を含んでいます。範囲も広いのでオールマイティーです。

メタトロンキューブも成長過程の一部を含んでいますが。フラワーオブライフには含まれているので、成長についてはフラワーオブライフが圧倒的に得意です。

潜在能力の開花

△メタトロンキューブ >◯フラワーオブライフ

フラワーオブライフには潜在能力を開花させる意味があり。もともと備わっている能力を開花・成長させる能力はフラワーオブライフが得意です。

創造

◯メタトロンキューブ >△フラワーオブライフ

メタトロンキューブには宇宙の構造を含むという意味や、神の知識にアクセスするという意味があり。無から作り出す能力、ひらめきではフラワーオブライフよりも得意です。

魔除け

◯メタトロンキューブ > △フラワーオブライフ

フラワーオブライフもメタトロンキューブもどちらも魔除けの意味をもちますが。

フラワーオブライフは自分の力を上げてマイナスエネルギーを近寄りづらくするのに対して。

メタトロンキューブはマイナスのエネルギーを中和させたり、ブロックしたりと活動的。

という意味があります。

防御の方法ではメタトロンキューブが積極的で、魔除けの効果も高いと考えられます。

他にもフラワーオブライフには生命力のアップ、瞑想を助けるという意味があるのに対して。

メタトロンキューブは調和・バランス、知識を得るという意味があります。

フラワーオブライフとメタトロンキューブには得意分野が違いますので。あなたが必要な物を選ぶといいでしょう。

 

参考文献:
ドランヴァロ・メルキゼデク,「フラワー・オブ・ライフ 第1巻」,ナチュラルスピリット.

 

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