大麻比古神社・豊かな自然に囲まれた富をもたらす産業の神様|徳島

本殿

徳島県・大麻彦神社に行ってきました。
地元では「おおあさはん」とか「おおあささん」と親しまれています。阿波・淡路の一宮。徳島県と淡路島の総産土神とされています。一の宮らしく立派で雰囲気のよい神社です。

高速道路からは高松自動車道の板野インターチェンジが一番近いです。

第一駐車場に止めて境内に向かいます。

第1駐車場

 

目次

大麻比古神社の見どころ

鳥居が見えてきました。

大麻比古神社鳥居

 

清々しいご神木の楠

大麻比古神社のシンボルともいえるご神木が見えてきました。
ご神木

樹齢約1000年の大きなクスノキです。鳴門市指定の天然記念物です。

ご神木

この木の周りは清々しくて気持ちのいい空気に包まれています。

 

作に囲まれたユーモラスな狛犬

本殿の前には狛犬がありました。
こちらの狛犬は木の柵に囲まれてます。

狛犬

角ばったお顔のちょっとユーモラスな狛犬です。

作に囲まれている姿が本当の動物のようです。

狛犬

 

本殿

本殿にお参りします。正面に見えるのは拝殿です。

本殿

ご祭神は大麻比古大神。古事記では天太玉命(あめのふとたまのみこと)と書かれている神様です。社伝によると、天太玉命の子孫の天富命に率いられた忌部氏が阿波国を開拓して天太玉命をおまつりしたのがはじめだと言われます。忌部氏は麻布や木綿を生産して莫大な富を築きました。天太玉命は富をもたらしてくれる産業の神様として信仰されています。

僕も仕事がうまくいくようにお願いしてきました。

大麻比古神社では猿田彦も祀ってます。もともとは神社の裏にある大麻山に祀られていたといいます。いつのころからかこちらの神社でお祭りするようになったということです。災いを避けてくださる神様です。方除、厄除け、交通安全の神様として進行されています。

拝殿の奥にあるのが本殿です。

本殿

いつの頃からあるのかはっきりしたことはわかりませんが、平安時代の初期にはすでにあったことが知られています。

末社

大麻比古神社の末社も回りました。

中宮

ご祭神は不明だとか。

中宮

伊勢神宮外宮で使われていた木材を使って作られたそうです。外宮ゆかりの神様でしょうか。

サル出没中の看板が・・・でも、僕が言ったときは見かけませんでした。

山神社

山の神様、大山祇神をお祀りしています。

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豊受社

衣食住の神様、豊受大神をお祀りしています。

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ドイツの面影

中宮社から奥に行くと池があります。石造りの橋がありました。メガネ橋です。

メガネ橋

 

奥にも石造りの橋がありました。ドイツ橋です。

ドイツ橋

 

第一次世界大戦で捕虜になったドイツ兵は徳島県の板東捕虜収容所に送られました。ドイツ兵が作ったのが石橋なのです。徳島で第九交響曲がさかんなのもドイツ兵が伝えたためですよ。捕虜収容所は大麻比古神社の近くにありました。現在、収容所の跡地にはドイツ館が建っていて地元住民とドイツ兵との交流の歴史をみることができます。

大麻彦神社のアクセス

大麻比古神社に行くのは車が便利です。というか電車では行けません。その代わり1000台の駐車場があるので車でも安心していけます。


高松自動車道・板野インターチェンジより車で約10分。
高松自動車道・鳴門インターチェンジより車で約20分。
徳島自動車道・藍住インターチェンジより車で約15分。

Official Website 大麻比古神社

住所 徳島県鳴門市大麻町板東字広塚13

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