金王八幡宮は渋谷発祥の地?!

東京の渋谷方面に用があったので、渋谷区にある金王八幡神社に行ってきました。

金王八幡とは変わった名前ですね。しかもこの神社は渋谷の地名にも関係あるらしいです。

JR渋谷駅の東口から出たほうが早いのですが、ハチ公像を見たかったので西口から出てちょっと遠回りしました。それでも歩いて10分くらいです。

交差点にいきなり鳥居が立っています。鳥居の下を車が走ってる。
都市部ではたまに見かける光景ですが。なんとも不思議な光景です。

金王八幡鳥居

 

交差点の金王神社前を渡って神社の方へ歩いていきます。

神社は道路よりも高い場所にあります。

金王八幡入り口

金王八幡神社のある場所は、かつては渋谷城という砦があったところらしいです。そのせいで少し高い場所になってるのでしょう。

入り口には立派な門がありました。

金文字の額縁が眩しい!名前も金だし縁起が良さそう。

金王八幡

境内は都会の中とは思えない静かな空間が広がります。

まずは本殿にお参りです。

金王八幡本殿

 

創建は平安時代の後半、寛治6年1月15日(1092年)。社伝によると、武将・河崎基家が戦で出柄をたてて武蔵国谷盛庄に領地をもらいました。その場所が現在の渋谷です。基家の功績は日頃から信仰していた八幡神のおかげだとして、領内に八幡宮を作ったのが金王八幡の始まりだといわれます。

八幡神社なのでご祭神は応神天皇。武運の神様です。人生には様々な困難があります。運を好転させるのも武運の神様のご利益なんだそうです。

 

渋谷の由来

この神社は渋谷区の名前の由来にも関わりのある場所です。

河崎基家の息子・重家は御所を守っている時に賊を退治しました。褒美として堀河天皇から”渋谷”の名字を賜りました。相模国渋谷荘を領地としてもらい、その領地の名前を名字にしたともいわれます。河崎重家は渋谷重家と名乗り、八幡宮の周辺に屋敷を建てて居城としました。のちに渋谷氏の住むこのあたりを”渋谷”と呼ぶようになったということです。

渋い谷があるから渋谷ではなくて、渋谷一族の領地だから渋谷なんですね。意外でした。

渋谷氏の名前のもとになった相模の渋谷は水の淀む谷だから渋谷というそうです。渋るには「よどむ」という意味があるんですね。

境内には渋谷城に使われていた石垣の一部が残されています。

石垣

 

渋谷金王丸の御影堂

境内には渋谷金王丸常光の御影堂があります。

金王丸御影堂

渋谷金王丸とは渋谷重家の息子・渋谷常光のこと。重家は子供がなくて悩んでいました。八幡宮に祈願をしていたところ金剛夜叉明王が現れて妻の胎内に宿る夢を見ました。そのあと息子が生まれたので、剛夜叉明から名前をもらい「金王丸」と名付けました。

金王丸は源義朝の家臣となって手柄を立てました。源義朝が落命後は出家して土佐坊昌俊と名のったともいわれます。土佐坊昌俊は義朝の息子・頼朝とも縁が深く、鎌倉幕府の開幕にも協力しました。

頼朝と義経が争ったときは義経討伐の命令を受けて向かいましたが、義経を討つことができず金王丸が討ち死にしました。

金王丸をしのんで御影堂が建てられ、神社も「金王八幡」と呼ばれるようになりました。

日本海海戦で活躍した東郷平八郎は薩摩に移住した渋谷氏の一族です。

 

境内には玉造稲荷があります。

玉造稲荷

東京って八幡宮とお稲荷さんが多いですね。

もともと渋谷は明治までは農村だったので稲作を営む農家が多かったそうです。

 

こちらは御嶽神社(みたけじんじゃ)

御嶽神社

ご祭神は櫛眞知命(くしまちのみこと)、大巳貴命、少名毘古那命、日本武尊。開運・商売繁盛の神様のようです。特に客商売を営む人の信仰をあつめているそうです。

 

神社の情報

ご祭神 :応神天皇
参拝時間:自由
住 所 :東京都渋谷区渋谷三丁目5-12
電 話 :03-3407-1811

公式サイト:金王八幡宮公式HP

アクセス

金王八幡に行くのは電車が便利です。JR山手線なら渋谷駅から徒歩5分です。

駐車場:なし

電車
JR山手線 渋谷駅より徒歩で約5分。

東京都渋谷区渋谷三丁目5-12