御香宮神社は安産・子育ての神 

      2016/11/06

御香宮拝殿飾

御香宮神社は、酒どころとして有名な伏見にあります。
伏見は幕末には坂本竜馬ら志士たちが拠点とした場所とした場所です。

神社の境内から名水が湧くことから御香宮と名づけられました。
御香水は環境省の名水100選にも選ばれた名水です。

御香宮神社のご利益

神功皇后は安産、子育ての神様

主なご祭神は神功皇后。ほか仲哀(ちゅうあい)天皇、応神天皇ら九柱の神様を祭っています。

神功皇后は天皇の称号こそ 与えられてませんが、天皇と言ってもいいくらい働いたといわれる伝説の女性です。夫の仲哀天皇が国内の反乱を収めるために遠征しましたが、戦で受けた傷が元で亡くなってしまいます。でも神功皇后がその後を継ぎ軍の指揮をとり反乱を収めました。

また身ごもっているにも関わらず新羅遠征を行い新羅を降伏させた伝説があるほどの女傑です。息子の品陀和気命(ほむだわけのみこと、後の応神天皇)を亡き者 にしようとして、他の王子(仲哀天皇と他の姫との間に生まれた王子、品陀和気命の異母兄)が反乱を起こしたときも軍を率いて立ち向かい息子の地位を守りま した。応神天皇が成人になるまでは自らは摂政(幼い天皇の代わりに政治を行う人)となり息子をサポートしました。

このように、大変な状況でも無事王子を出産したこと、息子を守り育てたことから安産、子育てのご利益があるとして歴史上の人物を始め多くの人々の支持を集めています。神功皇后は安産では日本第一のご利益があるといわれています。

 

御香宮本殿

御香宮本殿 gokonomiya main shrine

あの徳川将軍家や御三家も御香宮のご利益に預かろうと御香宮を信仰していました。 また、御香宮は古くから伏見の地を守る神様としても信仰されており、豊臣秀吉が伏見城を造ったときには、御香宮を守り神としました。

御香宮神社の由緒

大変古い神社なのでいつごろからあるのか分かっていません。

かつては御諸神社と呼ばれていましたが、平安時代の貞観4年(西暦862年)9月に境内から、よい香りのする水が沸きました。しかもその水は病を治す奇跡 を起こしたことから、清和天皇より「御香宮」の名前が与えられました。ですから少なくとも今から1250年前には神社があったことになります。

大昔より伏見の地の守り神として地元の人々から信仰を集めていましたが、筑前国の香椎宮より神功皇后を分霊して奉ってご祭神としたといわれています。

その後も豊臣秀吉が伏見城を守るために御香宮を伏見城の敷地内に移動してまでその力を頼りにしました。

その後、徳川家康の命によって今の土地に戻され、本殿は新しく建て替えられて今に伝わります。初代紀州徳川家 徳川頼宣の寄進で拝殿が、初代水戸徳川家 徳川頼房(水戸黄門のお父さん)によって表門が寄進されました。華やかな彫刻が施され当時の徳川家の力の入れようが伝わります。

御香宮拝殿

御香宮拝殿  gokonomiya shrine hall of worship

幕末に起こった伏見鳥羽の戦いでは、薩摩長州軍の陣地が置かれました。道を挟んで反対側にあったあった伏見奉行所に陣取った幕府軍と激しい戦いが行われましたが、御香宮は被害を受けずにすみました。御香宮のご加護でしょうか。

御香宮の見所

家紋(神紋)が四つも入った贅沢な拝殿

徳川家によって寄進された豪華な社殿は、一見の価値があります。 特 に拝殿には、神社の紋(神紋)の「三つ巴」以外にも、天皇家の「菊」、豊臣家の「五七の桐」、徳川家の「三つ葉葵」の四つの紋が入ってます。神紋が入って るのは当然として、有名な家紋が三つも入った建物って珍しいですよね。それぞれの時代のトップに深いかかわりのある由緒ある神社なんだって感じます。

御香宮拝殿飾

御香宮拝殿  crest in the shrine.

日本最大級の千姫神輿

御香宮には日本最大級のお神輿があります。

通称「千姫神輿」 千姫とは徳川家康の孫娘です。秀忠とお江の長女で、豊臣秀頼に嫁ぎます。 千姫の誕生を祝って徳川秀忠から御香宮に送られたものです。 お江は千姫を出産するときには伏見で暮らしてました。御香宮の御香水を産湯に使ったといわれてます。

Japan's largest portable shrine

千姫神輿 Japan’s largest portable shrine(wight 2.2ton)

このお神輿、なんと重さが2.2トン!もあるんです。

神社のお祭りで使われる一般的なお神輿は1~1.5tくらいです。商店街で作ったものや女性用、子供用のお神輿はもっと小さいです。

いくらめでたいからといって、大きくしすぎです。秀忠はそうとう嬉しかったんでしょうね。

江戸時代の人たちは千姫神輿を担ぐのが誇りだったらしいですが、さすがに現代では重過ぎるというので使われてません(歴史的にも貴重なものだから傷ついたらまずいしね)。

現代のお祭りでは一回り小さいのを三台作って使ってます。

普段は厳重に保管されているので見ることは出来ません。年に一度10月に行われるお祭りのときに、一般公開されます。

名水 御香水

神社の名前の由来にもなった日本100名水のひとつ「後香水」。

現代でも、水は湧き出てます。もともと、伏見は良質の水がでるところなんです。酒蔵が多いのもそのせいですね。

平安時代には病を治す水という事で、ときの天皇に名前を付けてもらったという由緒ある名水です。

もちろん今でも飲むことができます。 ちなみに現在では雑菌が入らないようにフィルターでろ過した水が出てくるようになってます。衛生面が心配な人も安心。 

 

後香水

後香水 miraculous water

外国人観光客の増えた京都でも、まだまだ観光客や外国人が少なく。それでいて歴史的にも由緒のある神社です。 それでいて、駅からも近いという絶好のロケーション。 ちょっと足を伸ばせば、伏見の酒蔵や坂本竜馬ゆかりの寺田屋があります。 メジャーな神社は見飽きたけど、京都のパワースポットめぐりしたいという人にはお勧めです。

水かけ占い

この神社では「水かけ占い」というおみくじがあります。

水に濡らすと占いの文字が出てくるというものです。 もちろん、後香水で濡らします。

お守りを売ってる社務所で買えます。 

written oracle

水掛占  written oracle. Coloring with water

ちなみに神功皇后とされる人が魚を釣っている姿が描かれてますが。

日本書紀(多少違いますが古事記にも似たような話は載ってます)に載ってる、神功皇后が「鮎が釣れたら遠征は成功する」と言って魚釣りをしたら鮎が釣れたという逸話がもとになってます。「鮎」という漢字が「魚へん」に「占う」なのはそのためだという説があります。

 

寺社めぐり

 

伏見五福めぐりの一つになっています。
1月元旦から15日の間に行われます。
詳しくは
お正月は伏見で五福めぐり 
見てください。

アクセス

電車

・近鉄電車・・・・近鉄京都線 桃山御陵駅下車。改札口を出て左手方向に徒歩3分くらい。 急行は止まります。特急は止まりません。

・京阪電車・・・・伏見桃山下車。徒歩5分くらい。 特急、急行は止まりません。

・JR・・・・・・奈良線 桃山駅下車。徒歩5分くらい。

・車は止める所がほとんどないので、できるだけ電車で行ったほうがいいです。

 

御香宮神社Official Website http://www.kyoto.zaq.ne.jp/gokounomiya/

Tel. 075-611-0559

住所 京都市伏見区御香宮門前町174

京都市伏見区御香宮門前町174

 

 

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